最近、不動産投資に関する相談が増えてきています。
不動産投資マーケットは、常にファンドや個人を含め
買い意欲は益々強いのですが、良い物件は更に品薄に
なってきました。
こうなってきますと、相対的により専門的知識と情報
の少ない個人が、あまりよろしくない物件を購入して
しまうことになりかねません。
あまりよろしくない投資物件とは、簡単に言えば、リ
スクの高い物件ということになります。
リスクの高い物件とは、これまた簡単に言えば、
- 将来の空室のリスクの高い物件。
- 将来の値下がりする確立が高い物権。
- 将来の大地震における耐震に問題がある物件。(エンジニアリング的な問題を抱えた物件)
- よってそもそもの購入価格が高い物件
専門家から見れば、簡単に気付くようなことでもやはり
知識と情報が乏しい場合、買い意欲が勝ってしまい、正
に「恋は盲目」状態になってしまうようです。
商品が上昇基調にあり市場が過熱している時は、市場から
一度離れて冷静になることが必要です。
しかし、これがなかなかできないのです・・・。
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これに関しても、私自身の2003年金融危機から始めた
「株式投資」でも同じ過ちを犯しました。
多少、金融経済の大きな流れの読みが当たって、利益の出
る投資に成功した後、今年に入り成長著しい、新興市場の
成長銘柄に投資して損を出しました。
自分なりに、名実共に優良企業を選んだと確信し、ライブ
ドアショック直後の暴落時に、「このタイミングだ!」と
ばかりに買いました。
企業の選択眼も買うタイミングも「我ながらなかなかだな」
と悦に入っていたら4月・5月と新興市場は暴落しました。
その後、古典的な投資関係の書物も読むと、私が犯した
「ミス」はこれまた古典的なものであり、株式市場の専門家
から言わせればきっと素人が犯す「よくあること」なのであ
ろうと今は深く反省しています。
株式の場合は、投資を分散させてリスク回避をしたり、長期
的にホールドすればまた上昇することもあるでしょうが、
不動産投資の場合、一度購入してしまうとその失敗をカバー
したり損を取り戻すことは難しいのです。
やはりもちやはもちやにぜひ聞いてみてはいかがでしょうか?
不動産の購入や投資でお悩みの方は、ぜひ一度
「デジタル不動産コンサルタントLTD.」のHPを参照下さい。
多くのヒントが掲載されています。