新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

日経「外資が導くバブル再来」ついて

本日の日経新聞朝刊に、「モルガンショックの波紋」
として、ANAホテルズの国内13ヶ所のホテルも
モルガン・スタンレーが2,830億円で買収した
ことが掲載しれています。
収益から換算した価格からかけ離れた価格であると
警鐘を鳴らす記事の内容でした。
こういった大手外資投資銀行は、数十兆円以上という
総投資額(いや数百兆円かもしれません)の中で
数%を不動産に向けて、さらにその数%を日本の
不動産に向けているというグローバルなポートフォリオ
(リスク分散)に沿った一つの投資の結果であることを
我々は理解しないといけません。
彼らからすると、当然ながら日本での予算消化的なもの
もあるでしょう。
また、日本の担当者は、何かを仕入れなければ全く評価
されないという雇用に置ける環境も考慮に入れなければ
なりません。
仮のこの投資が失敗しても、莫大なグローバルな分散投資
の中では、それ程の「痛み」が出ないように本部はしっか
リスク管理しているということです。
「日本で失敗し、上海で失敗しても、ロンドンと
パリの不動産投資で儲かったからトントンである。」、
または
「不動産投資は世界的に不調だったが、債権投資と
商品投資で儲けたから利益が出た」ということの一端なの
です。
もう一つ忘れてならないのは、彼らは「長期投資」
では無いということです。
当然ながら、転売狙いの長くてもせいぜい5年程度の
投資なのだと思います。
よって、投資に将来のリターンの見込みが無いと判断すれ
ば、すぐに損切りをしてくるでしょう。
それも思い切った損切りを。
Jリート価格も上昇しているのは、やはり外資が大量に
投資しているからです。
しかしです。
グローバルなリスクヘッジ分散投資をしていない我々は
あくまでも我々独自の視点で投資を行なわなければなりま
せん。
彼らとは、リスクの許容範囲があまりにも違い過ぎること
を忘れてはいけません。
くれぐれも「外資が買っているから、まだまだ上がる」
と安直な投資行動に走らないように気をつけて下さい。
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