新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

郊外の在庫が膨らんできたようです。

江副浩正氏が「不動産は値下がりする」という書籍を
出版し、版を重ねているようです。
私も同書を読みましたが、まあ何と言うののでしょうか、
本の90%は、大学の講師が書いたような内容です。
不動産業界の歴史と現状を解説したものです。
同氏は、不動産の現役プレイヤーですから、もっと
実体験から来る数々の面白い話しが書けるはずです
が、その辺りは触れられていません(笑)
しかし、後半の約10%ぐらいの内容は、実体験からの予想
が書かれています。
その部分のみ「不動産の下落の根拠」に言及しています。
はっきり言えることは、本人は、既に所有不動産を
「売り抜けている」ということです。
そこは、流石、江副さんです。
「自分は、売ってから、出すのか本を(笑)」と私の周りで
は、話題になっています。
バブル期と同じ轍は踏まないのですね。
東京都心の不動産は、まだ高止まりしているように
一般的には思えるかもしれませんが、実は、そうでも
なくなってきました。
少なくとも、都心以外の郊外、多摩、神奈川、埼玉、千葉
エリアでは、高値掴みの不動産が、「ドバッ」と
一斉に売りに出てきています。
既に取得価格から下の損切り価格での売却をしている
賢明な業者さんもちらほら出てきています。
常に過去の事例から導き出した公示価や路線価の
派手なニュースに惑わされないで下さいね。
実態は、株価程ではないものの、確実に日々動いて
います。
全ては需要と供給で決まります。
供給過多になれば、賃料も土地価格も下がります。
よって、エリア選択、物件選びは慎重になさって下さい。
長谷川高(デジタル不動産コンサルタントLTD.)