新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

中小デベロッパーは仕入れストップか?

毎年のことながら、この年末に不動産業界の方に会う
機会が増えています。
直近の話しとして、やはり不動産の停滞は相当厳しい
ものがあります。
中小の戸建業者、マンションデベロッパー、不動産ファンド
は、「迷ったら買え」の時代から「迷ったら絶対に買うな」
へと180度変わりました。
不動産の売買において最大の買い手であり、かつ
供給者でもある彼らが不動産の仕入れに関する考えは
完全な弱気へと変わりました。
エリア、物件によっては、値引き交渉もしないで、
「買わない」=「買えない」と言う状況になってきています。
年明けから、春に掛けてこの傾向は更に強まり、
2008年は業界に取って非常に厳しい時代に再度突入しそう
です。
やはり、今後、不動産価格、不動産市況は、サイクルを描き
ながら下がったり上がったりしていくと思われます。
ここ数年、業界は活況を呈していましたので、
来年は「下げのサイクル」が続きそうです。

この秋以降、マーケットでは、
既にファイナンスの心配の無い
「資金のある個人や企業(=大手企業)」が、
「これまでなかなか出て来なかった様な(立地の)物件」を
「適正な価格」で
買えるようになってきました。
こういったことは、今年の春までは不可能なことでした。
下げの局面は、不動産を高値で抱えてしまった者にとっては、
当然ながら相当厳しいものとなりますが、
これから購入する方には、逆にGood Chance にもなるのです。


長谷川高(デジタル不動産コンサルタントLTD.)