新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

建設会社は、どちらを向いているのか?

ある知り合いの方が、土地を買って家を建てるにあたって
ある一部上場有名企業(在来工法の建設会社)にプランを
依頼していました。
その方は、2社から見積もりを取り、1社であるその上場
企業から先日プレゼンを受けました。
工事金額は、他社より割高だが、その商品の良さが気に入
り、その施工会社を選ぼうとしています。
そこで、その企業の担当営業マンが暴挙に出ました。
なんと、プレゼン後、2日後には仮契約してほしいと・・・。
実は、まだこの方は土地を買う契約をしていません。
更に本体工事のみの大まかな見積もりしか出ていません。
外構工事の見積もりもまだ出ていません。
将来増築予定の見積もりも出ていません。
それなのに、すぐに仮契約金として2日後に100万円払ってほしいと。
そして1月中に(この時点でまだ土地の契約すら終っていません)
家の工事の本契約をしてほしいと。
まあ、断れば良い話しですが、なぜ一流の企業が・・・
なぜこんな無理なスケジュールをお客様に強いるので
しょうか?
営業マンは、こう言ったそうです。
「2月、3月は、ある程度の請負金額が支店として読めるのですが、
1月の営業成績が悪く、1月中に数字を計上した」と。
この営業マン、支店はどこを向いて仕事をしているのだろうか?
お客様を向いて仕事をしているのだろうか。
良い商品を開発し、ある意味ブランドのある企業であるのに・・・。
この1部上場企業の支店長、本社の法務部、統括部
は、どういう教育?をしているのだろうか?
土地を契約していない者に、支店の都合で、家の請負契約の
締結を強いるとは・・・・。
お客様に考える時間を与えないどころか、これでは
コンプライアンスというより「公序良俗」に反する行為を
しようとしているのではないだろうか。
不動会社がよく売買契約を急がせることがありますが、
なんとも、非常に疲れを感じる、残念な出来事でした。
長谷川高(デジタル不動産コンサルタントLTD.)