新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

ミドルリスク・ミドルリターン

サブプライムローン問題による米国の金融危機
は、「最悪の時期は越えた」という発言が
米国銀行経営者から出てくるようになりました。
言葉通り大手の金融機関の破綻が今後も続くことは
避けられそうですが、
「金融の収縮」、「貸し渋り
が米国では既に始まっているようです。
これに資源高が加わり、輸出頼みの日本の経済、
(株価)は未だ明るい兆しが全く見えません。
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去年から金融資産を国内外の株で運用して
いた方にとっては、今年に入ってからの状況は
資産が2分の1や3分の1になってしまった方も
多いのではないかと思います。
このような、株式のような金融資産を多く
もっている方には、「今は我慢のしどころ」
でしょう。
しかし、こんな市況の中でも、
優良な不動産資産をもっている方は、
比較的涼しい顔をしています。
弊社のお客様、不動産投資顧問先を見ていて
強く感じます。

この辺が不動産投資の妙味かもしれません。
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株式等への投資行為は、
その対象が国際優良銘柄であっても
数年という短い期間で2倍になったり
2分の1になったりします。
資産が2分の1になって配当利回りが3%台に
あっても、それはあくまでも3%です。
優良な収益物件をもっている弊社のお客様は、
こんな状況でも、賃料収入が短期間で2分の1
になったりすることは、当たり前ですが
ありません。
不動産自体の評価は、土地の値下がりにより
下がっていても、
(つまり時価は下がっていても)
普段の生活を切り詰める必要はないようです。
トヨタやキャノンの株価が下がっても
賃料は比較的安定して入ってきます。
株価がどんどん上昇する時は、
不動産より、優良な株に投資していれば
投資金額が数倍になることもあるかもしれません。
そんな時、残念ながら賃料は、殆んど変わらない
(変えられない)のが実情です。
時価も上昇するでしょうが、まあそれは気持ちの
問題程度です。
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不動産と金融商品
融合したと言っても、やはり随分違うものだと
感じる今日このごろです。
不動産投資は、
配当重視のミドルリスク・ミドルリターン商品
とでも表現したら良いのかもしれません。
長谷川高(デジタル不動産コンサルタントLTD.)