本日、不動産会社の株が軒並み大幅下落しました。
特に新興不動産株は総崩れでした。
市場がこれらの企業を見放しているかのような
現在の株価水準です。
やれサブプライムローンの影響だと言ってきた
業績の悪化が、実は、もっと国内の本質的なと
ころにあるのを皆が気づいてきたのだと思います。
「海の向こうのことではなく、単純に高く買った
ものが、売れないで在庫が膨らんでいる」
ということです。
マンションの売れないというレベルが、「広告を
大量にうっても誰もモデルルームにお客様が来ない」
という状況に至っている物件が数多く出てきました。
戸建てもしかし、リゾート物件も同じです。
一方、不動産投資信託についてですが、リート指数も、
今年3月に付けた年初来安値に近づいてきました。
こちらは、底値で割安なリートを買うチャンスだと
も言えます。
既に6%〜8%といった(見かけ上のですが)利回り
の銘柄が多くなってきました。
これでは、利回り5%台の新築ワンルームマンション
が売れる訳がありません。
しかし、マンションも戸建ても、リートも投資物件も
皆、玉石混合ではりますので、お幅に価格が下がった
といっても、選別自体は、慎重におこなって下さい。
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お盆前後に、更なる悪い発表があるかもしれません。
しかし、投資においては、「ピンチはチャンス」です。
誰も見向きをしない時が市況の大底であることが
多いの事実は、これまでの歴史が証明しています。
今の内に石の中から玉を捜し出しておきましょう。
これから、各企業は、金融機関との話し合いで、
止むを得ず「損切り物件」をマーケットに出してく
るでしょう。
在庫を抱えた不動産会社にとっては非常に厳しい
状況が引き続き継続しますが、
現金をもっている、または融資を受けられる個人、法人
の方には、間違いなく良い買い物ができるチャンスが
来ています。
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PS.
リクルート刊「住宅情報 都心に住む」の特集
「資産価値で考える マンションVS 一戸建て 都心の選択」
にて、弊社が取材協力致しました。