新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

パシフィックホールディーング破綻で傘下のリート2社どうなる!?

本日、残念ながら不動産大手のパシフィックホールディングが会社更正法を申請しました。
以下日経の記事です。

経営再建中の不動産ファンド大手、パシフィックホールディングスは10日、東京地裁会社更生法の適用を申請した。負債総額は1600億円程度とみられる。不動産不況で2008年11月期に債務超過に陥った同社は中国企業の資本支援をあおぎ再生を目指したが、出資の合意を得られなかった。銀行からの支援も難しくなったため、自力再建断念に追い込まれた。

日本レジデンシャル投資法人日本コマーシャル投資法人の2つのREITはパシフィックが設立母体(スポンサー)となっている。今回の破綻で直接の影響はない模様。

傘下のリート2社も同時に「直接の影響は無い」とIRが発表しましたが、さて本当に今後影響は無いのでしょうか?
各リート2社の株価が明日以降どうなるのか注目していく必要があります。
しかし、このリート2社の株価は既に(直近の数値上=本当に実現されるか分かりませんが)分配金利回り約40%と凄まじい状況(それだけ株価が下がっているということですが)であり、それだけ既にマーケットの評価は極めて低い訳ですが・・・。
兎に角、今後借り換えできずに「破綻」というのだけは避けて頂きたいものです。
今日から、この2社にとっては茨の道を行くことになるでしょう。
今後、想定される状況としては、スポンサー企業が破綻したのですから、(優良なスポンサーが付かない限り)以下の厳しい状況になるのではと想定されます。

  1. 借り換え時の(金融機関の要求する)金利の上昇
  2. 借入金の返済を金融機関から要求されやむなく優良な資産(売れる資産)の売却
  3. 不動産不況時の売却ですから取得簿価割れの金額での売却
  4. 売却損が出る
  5. 以上のことから大幅に分配金が減り、分配金利回りが急低下する

といったことは避けられないのではないかと思います。
(但し、既にそういった全てのマイナス要因を全て織り込んだ株価であるかもしれませんが・・・)
とにかく日本レジデンシャル投資法人日本コマーシャル投資法人には、リート市場全体の信用の失墜を避けるためにもどうにか生き残ってほしいものです。


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