新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

日本レジデンシャル投資法人と日本コマーシャル投資法人の行末

株式市場を見ますと何だか底を打ったような昨今の株価上昇ですが、このまま行くのでしょうか・・・。
米国の住宅価格はまだ下がっているようですし、クレジットカードの滞納率も上昇しているようです。
一部には米国の消費意欲(の指数)が回復しているという数字がでているようですが、米国の消費が今年中に回復するということは、クレジット機能の今後の縮小を考えると現実的ではないと思います。
よって、正に米国株と同じチャートを描く日本株も(輸出中心の日本経済も)今後の更なる株価上昇は望めないのではと思います。日本はもはや内需に期待できないですからね。結局は中国、インド頼みということでしょうか。
さて不動産ですが、私が個人的に現在株式市場で注目しているのは、日本レジデンシャル投資法人日本コマーシャル投資法人の行末です。
上記2社のスポンサーであったパシフィックホールディングス今年の3月に会社更生手続を申請した後、このJリート2社の株価は当然ながら急激に下がりました。
現在は、新スポンサーを選定中ということです。更に政府が融資や投資法人債の郵貯銀行や政策投資銀行を使っての買取政策を発表したことにより、株価は以前に比べ大きく戻してきてはいます。現在の株価は既に破綻を完全に回避し、かつそれなりのスポンサーが付く前提での価格まで戻してきています。
さて、今後この2社はどうなるのでしょうか。
単純に運営会社が換り、借り換えのリスクが低減し、これまで以上に安い金利での借り換え及び、投資法人債の償還もどうにか(政府の政策によって)乗り越えることができるのでしょうか。
リート業界全体の将来を占う試金石となると個人的には思います。
(もちろん、日本レジデンシャル投資法人日本コマーシャル投資法人それぞれ2社の物件ポートフォリオが大きく異なるので、2社が同じ結果に帰結するということは無いかもしれません。破綻は回避できても、結果として既存株主の利害において大きく異なった手法により其々の結果が出るようにも思います。それによって、現在の株価が割安になる場合もあるでしょうし・・・その逆も・・・。)
どちらにしても数ヶ月後には結果が出るでしょう。
今後も2社の行く末を今後もウォッチして行こうと思います。
Jリートが今後更に正常に発展することを期待する者としては、政府の政策がブラフでないことを、かつ有効に実行されることを期待したいものです。

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