日経のコラムでグーグルのシュミットＣＥＯがペンシルベニア大の卒業式で以下の言葉を贈ったとありました。
「コンピューターを切りアナログの世界に触れよ。」「パワーポイントを閉じ、風上帆走に挑め」と。
今や世界最強のＩＴ企業のトップがこの発言をするか！！といった感動がありました。
100年に一度の経済恐慌だといって萎縮していてはどうしようもありません。
結局は私の元上司の言葉を借りれば「外へ狩りに行くしかないのだ」と。
「アナログの世界」とは何か、「狩に行く」とは何か、要は人に会うことだと思います。それも良い人、良い香りの人を求めて。
私の友人で○○生命の営業マンであり、かつ毎年営業成績が日本で3位以内という方がいるのです。以前、「どうしたらそんな成績を毎年収められるの？」と聞きましたら「タクシーと同じだ」と言うのです。
「いいか長谷川、どの会社のどの営業所のタクシーでも成績一番の運転手は、どのような手段を取っているか分かるか？皆それぞれ違うと思うか？実は皆同じなんだ。とにかく車を止めず走り回っているんだ。帝国ホテルとかで客待ちしているタクシーがあるだろう、あれでは絶対にトップクラスには成れないんだ。それと全く同じだよ」と。
実需でマンションや戸建を探している方も、投資用不動産を探している方もネットで流れてくる情報ばかりに頼っていては良い結果は望めないと思います。
ぜひ恐れず店頭や現場に行って「人」に情報を直接求めてみてください。
そして、何故かこのブログを読んで頂いている各業界の人（そして私も）「ＰＣを切り、狩に出ましょう。人に会いましょう。」
そして、良い人、良い気の人、良い香りの人とのお付き合いを深めて行きましょう。そういった人が回りにいないのであれば、タクシーの運転手さんの様に走り回って探しましょう。
これが、100年に一度の経済危機において個人が取るべき唯一の道だと私は思います。
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