Japan Far East Real Estate

Hasegawa Real Estate and Economy, Inc.

H氏の世界経済弾丸紀行(第1回)

さて今回から、7月27日のブログでご紹介した私の先輩であるH氏の許可を頂き、H氏の2009年世界経済視察弾丸紀行を当ブログに時折アップしたいと思います!
正にリアルタイムの世界経済肉弾体験紀行です!!
まずはH氏のご紹介です。

H氏:旧帝大○○大学出身。学生時代は格闘家でもあった。あの武藤敬二や小川直也と学生時代に引き分けている。大学時代の専攻は生物であったが、就職先の勝手な判断と都合でなぜが不動産業界へ(?)。現在は不動産会社のオーナー兼役員。もちろん現役の一流不動産プレーヤー、かつ個人投資家(株&不動産)。以前、私と同じ某CI(現在ADR再建中)に所属していた。
今回、100年に一度と言われる世界経済危機を実際に自分の目で確かめようと2009年8月、約1ヶ月に渡り弾丸世界旅行を決行!

以下H氏からのメールより
*****
8月1日:土:上海;雨

さあ、旅の始まりです。
今年の入り口は、このところ毎年訪れる上海から・・・。
ANA959便の遅れによって30分遅れに上海到着。
手荷物が現時点で36KG というとてつもない重さになっています。
例年のように、最後の渡航地で捨てても良い衣料や靴は別にしてどうして
こんなに重いのか?
理由
1.ミネラルウォーター;2ℓ×5本=これで10kg
2.夜および移動時間は暇になると思いビジネス書5冊を含む、書籍10冊
3.PCを含むコード類
1の水は、これからバンコック・ムンバイ・ドバイ・イスタンブールを考えて、やむなしか。これは減るから良いかな。
以外と2の書籍は曲者。以前も旅先で捨てるつもりのビジネス書は、帰国後にバイブルのような存在になり、結局お持ち帰りも。にもかかわらず、日本では開きもしない。

ということで、HEAVYな荷物をもって、上海に入国しました。
リニアの駅まで徒歩で10分程度。重い荷物を持っている身には少々つらい距離。
タクシーにすれば良かった。
一瞬よぎった不安は、後から現実のものに。

さて、まずはなかなか乗れなかったリニアモーターにのって空港から市内の浦東へ。
片道のエコノミー料金:50元:750円を払って、乗り込みます。
17;42いよいよ出発。
時速300KMの表示がでています。
揺れるという評判を聞いていましたが、大丈夫。
7分で、浦東に到着7分。噂どおりの早さでした。
浦東駅からは、この荷物を持って地下鉄移動できないのでタクシー乗り場へ。
タクシー乗り場で待つこと10分。
タクシーに乗り込み、行き先を告げます。
私「ノボテルアトランティックホテル」
運「??」
私・慌ててホテルの予約表にかかれたアルファベットのスペルN・O・V・O・T・E・Lを指し示すものの、運転手は????
何度もきている安心感から上海に関するガイドブック・MAPを何ももっていません・・・・・(― ―;;)。
そうだ、ホテルに電話をしよう。
メモしたホテルの番号へ?。
・ ・・・・・;訳の判らない中国語・・・
と、タクシー乗り場で悪戦苦闘すること10分。
大勢、野次馬が、集まってきました。
これは、おせっかいで関心をもつ国民性に起因しているものでしょうが、
その中の、一人が私の携帯を貸してくれといいます。
普段なら絶対に貸したりしないところですが、背に腹は変えられず、
彼に貸したところ「1・2・5・8・0」
・ ・・オペレーターに繋がりました。
日本語か英語のわかるオペレーターを希望し、日本語のわかる方が電話口に出てきました。
私「助かった。ホテルの住所をおしえてください。(アルファベットのスペルで)N・O・V・O・T・E・L :ノボテルホテルです。」
O「M・O・B・O・E・L 、ですか?」
私「いいえ、N・O・V・O・T・E・L です。」
タクシーの運ちゃん呆れ顔。
私は英語の発音には自信があったものの、その自信がガラガラと崩れ落ちていく瞬間でした。
それを見かねた先ほどの若者が、電話を変わってくれ、ホテル名をアルファベットで伝えたところ。ようやく住所が判明し、タクシーは走り始めました。
若者には最後、ちゃんとお礼も言えませんでしたが、「ありがとう:謝謝」と手をあわせました。

タクシーは無事にホテルに到着。
21元(320円)でしたが、50元(750円)でおつりはチップ。
運転手もようやく機嫌を直してくれました。

さて、悪戦苦闘の上に到着したNOVOTEL:ノボテルホテルですが、50階建て。
日本でいうところの京王プラザのような、想像以上に大きい巨大ホテルでした。

でも、なんでこのホテルが判らないのか・・・?
疑問に思うと、NOVOTEL:海神諾富特大酒店
という、中国名を控えておかないとアルファベットではまったく意味を成さないことが判りました。これからは気をつけよっと。
チェックインは19時。
部屋は33階。
目の前には、浦東の新興住宅地を挟んで高層ビル群の夜景が広がります。
残念ながら天候がいまいち。

出国前に、すでに2km泳いでいたが疲れを癒すためにスパへ。
ここでも1km泳いでから、
近くのレストラン:羊肉と辛いスープが中心なので、北の料理のようだ。

そして、こうして1日が終了。
また、明日。



8月2日:日:上海:朝は豪雨・昼多少改善
今日も、雨で浦東は霞がかかっている。
しかも、朝から雷と豪雨。

昨晩の就寝は12時と、普段には無い早寝。
やっぱり慣れてるとは言え、旅は疲れるもの、安心なBEDで眠れるときに寝るのが一番です。
8時間の睡眠の後、早速日課のプールへ。
誰もいないプールで泳ぐのは快適です。
因みに、中国では運動:労役に繋がると発想で、エグゼクティブは運動しません。
なので、お金持ちはお腹がでて太った人。
やせた人は、貧相に見えるということで好まれません。
有名な小話をひとつ
商談が決まったので、日本の商社マンがお礼に社長をゴルフにお誘いしました。
すると社長が、
「それは、ありがとう。それでは、私の秘書を出席させます。」
とまあ、こういった具合です。

ということで、中国国内でプールへ行っても出会うのは欧米人ばかり。
これから行くロンドンの定宿;「St Giles Hotel」などは、ちょっとビジネスホテルの良い版ですが、地下2階のプールはなんと50m!
朝5時から、ビジネスマンがガシガシ泳いでいます。
水深も中心部は2m。
日本ではFASTコースで泳ぐ私も、ロンドンでは隅っこのSlow もしくは Normal で泳ぎます。

プール後、昨晩の整理とメールをして
13時にビジネスミーティングとランチを兼ねて錦江飯店:ジンジャン飯店(普段の上海の定宿:新錦江飯店ジンジャンタワーです。)へ。
錦江飯店は、バンドエリアではありませんが老舗ホテルでヨーロッパの植民地時代の雰囲気漂う素晴らしいホテル。そこの中華レストラン:シノワーズストーリーもまた、紹興酒よりワインとあわせたくなる中華とフレンチの融合の料理(2名でワインを飲んで1万円:中国では破格に高いけど)を提供してくれます。
小さくポーションされた料理は、まさに女性向け。
味付けもバルサミコを使ったソースなど、絶品でありました。
そこで、ビジネスパートナーと9ヶ月ぶりの再会を乾杯。
昼間からワインを空けて、彼と別れてほろ酔い気分で散歩を兼ねて人民広場へ。

ちょうど人民広場についたころ。
今日は一日天候には恵まれず、また雷雨に見回れ。
移動を諦め、大世界百貨店で雨宿り。
大世界というだけあって、その大きさは西武池袋店(たしか日本一?)をはるかにしのぎます。しかも、日本ではデパートって不況業種なのにやたらと混んでいる。
いろんな商品に疑問を挟みながら

1.衣類は高い:日本の商品のほうがクオリティが高く安い。ちなみにユニクロも、日本のほうが上海より安い。
2.時計;私は時計をしないので最近の価格がわからないがスイス製といっている時計が5〜6万円で売っている。どうみても怪しい。
3.化粧品も、ほとんど日本で売っている価格と同じ。

ということで、消費財に関してはほぼ日本と同じ。
安いのは、交通機関(地下鉄50円・タクシー初乗り180円)と、食事代ですね。

大世界百貨店のスタバで、お茶と読書と昼寝して、南京東路をバンド方面に散策。
途中何度も「日本語を教えて下さい」と言い寄る女子をふりきり、和平飯店へ。
北も南も改装してました。
すべてを、建替えてきた上海もこのバンドエリアは残していくようです。
また、あの学生時代にお世話になって趣きをぜひ取り戻していただきたいものです。

雨脚が強くなったので、ホテルに帰って着替えをして夜は上海ナビ勤務のF美さんと、ワインバーでディナーして23時過ぎに戻って来ました。

さて、明日は17時半にバンコックへ移動です。
滞在時間は、18時間。賞味7時間の深夜を有効に使うため成田で、
タイランド夜遊びMAX:バンコク編」を購入しました。
初めての訪問で、なにがあるか。
ホテルを取らずに遊び倒すことができるか・・・(^^;)。
と、思ったものの、さすがに心配になり深夜に「ソフィテル」を予約。
まずは、そこからスタートです。

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