Japan Far East Real Estate

Hasegawa Real Estate and Economy, Inc.

H氏の世界経済弾丸紀行(第3回)

前回に続き、H氏からのメールが届きましたのでご紹介です。
H氏が凄いと思うのは、この経済不況(我々の業界にとっては不動産不況)期に敢えて世界と自分を見つめ直す機会を1月も作ったということです。

H氏の紹介:
旧帝大○○大学出身。学生時代は格闘家でもあった。あの武藤敬二や小川直也と学生時代に引き分けている!!大学時代の専門は生物であったが、就職先の勝手な判断と都合でなぜが不動産業界へ(?)。現在は不動産会社のオーナー兼役員。もちろん現役の一流不動産プレーヤー、かつ個人投資家(株&不動産)。以前、私と同じ某CI(現在ADR再建中)に所属していた私の先輩。
今回、100年に一度と言われる世界経済危機を実際に自分の目で確かめようと2009年8月、約1ヶ月に渡り弾丸世界旅行を決行!


以下H氏のメールより
***


8月6日:木:シンガポール:快晴 

クリスタルホテルをチェックアウトして、リッツカールトンホテルに向かう。
途中タクシーの中で、運転手と経済談義。
この国は、政治的に安定していて(基本一党政治)、国民の関心事は経済活動中心。
シンガポールのあとドバイに行くといったら、石油マーケットの動向を聞いてこいという。
私が日本人だとわかると、衆議院選挙のことも知っていて、私が自民党民主党のどちらが勝つことを望んでいるのか、そしてその理由と、選挙後の経済状況、非常に熱心に聴いてきます。

この辺が、この国の活力です。

さて、お気に入りのホテル:リッツです。2006年以来。3年ぶりの訪問です。

チェックインを済ますと、まず、当時の履歴から会話が始まるのが素晴らしい。
三年前はシンガポールのあと台北でした。
で、Mr.○○○今年は一泊だけどどこへ行くの?
ていう感じです。
当時は、混みあっていてチェックインに時間がかかったので、荷物を置いてプールで一時間泳いでました。

だいたい、このホテルで「バタフライ」を交えて1時間も泳いでいる奴なんておらず、一日で「ジャパニーズドルフィン」の称号をいただいたのでした。

今年は12時前にチャックイン完了。
こんなところにも、不況を感じます。

チャックインして、一番にすることは洗濯。
バンコクでは、できなかったので、下着とシャツを手洗いしてエアコン下に干す。
下着とシャツがかかった部屋を、ターンダウンのときにみた客室係はどう思うのか・・・。
まあ、明日の宿泊先:ブルジュアラブでは、控えることにしますけど。

さて、プールを終えて、早速散策開始。
三年前に、計画されていた湾岸沿いのカジノ計画は年末の竣工に向け急ピッチで工事が進捗していました。ここのカジノは海外の渡航者専門。
地元民のカジノはセントーサ島につくるという話を聞いたことがあります。

世界三大がっかりの「マーライオン」は、相変わらず元気に水を吐いています。

この街の好き嫌いは、分かれる所だろうが、東京を愛する私はこの秩序だった街が好きです。観光地の要素のなかには、安全がありますが、この街からはまったくといってよいほど、危険な香りがしません。
マレーシアから独立した東南アジアの小国ではありますが、国民はこの国に誇りを持っていることが、伝わってきます。良い国にするには税金が高いなど、多少の制約や我慢はやむなしというところでしょうか。また移民文化なので、いろんな国の人がいるのも魅力的。
日本も、人種的にはいつまでも排他的な政策をとるのではなく、移民を受け入れることも必要であるのでは・・・。
因みに幸福実現党のマニュフェストには、はいっていたような・・・(^^;)。

マリーナベイの再開発の中には日本のKAJIMAの名前もありました。
上海・バンコクシンガポールとタワークレーンの目立つ街は活気があります。

ひとおとり市内を散策した後、ホテルに帰って休憩。
このホテルを取って失敗したと感じるのは、少々CITYから遠いということ。
だいたい、リッツにとまる客は炎天下の中、私のようにバス・地下鉄など歩いている客などいないので、正面玄関からでると、かならずタクシー。場合によってはリムジンを止められます。やんわりお断りすると怪訝そうな顔をされるので、ショッピングモール側の裏口からお出かけです。

友人からレコメンドいただいたラッフルズとなりの高級中華レストラン:アジアンガーデンで、ひとりフルコース。料理だけだと79SD :5500円 。
ビール・紹興酒をいただきしめて、134SD:9200円。
キヌガサダケのスープから始まり、どれもカロリー抑えめ薬膳中華の趣きがあって美味しかった。ただ、ひとり中華のひとりフルコースは味気ない。

22時にディナーを終了し、お隣のラッフルズホテルへ。

ここで、中のバーで定番のシンガポールスリングをいただき、23時に、徒歩でホテルに戻る。裏口がしまっているので、正面玄関から。
もちろん、この時間に歩いて帰る客はいない。

今日一日終了。

明日は、水泳後、弊社のネーミングにもなった「コー○○○イ」:マレーシアとの国境に行ってきます。

閑話休題
一日たってここで、ムンバイ行きが中止になったことを一度整理してみましょう。

つきが無かった。
1.やっぱりVISAが無かった。

ついていた事
1.日本との時差が少なく、JTBと直ぐ連絡が取れた・。
2.トラブル起きたのが、平日だった・・。
3.対応してくれたのが、ANAだった・・・。

その他、金の心配が無かった。英語がしゃべれた。何事にも動じなかったなどなど、つき以外の要素もあったけど。
冷静に考えれば、言い分かも・・・。

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