新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

H氏の世界経済弾丸紀行(第9回)

お待ちかねのH氏のメールが届きました。さて金融恐慌の震源地NYはいったいどうなっているのでしょうか?
NY滞在の後半です!

H氏の紹介:
旧帝大○○大学出身。学生時代は格闘家でもあった。あの武藤敬二や小川直也と学生時代に引き分けている!!大学時代の専門は生物であったが、就職先の勝手な判断と都合でなぜが不動産業界へ(?)。現在は不動産会社のオーナー兼役員。もちろん現役の一流不動産プレーヤー、かつ個人投資家(株&不動産)。以前、私と同じ某CI(現在ADR再建中)に所属していた私の先輩。
今回、100年に一度と言われる世界経済危機を実際に自分の目で確かめようと2009年8月、約1ヶ月に渡り弾丸世界旅行を決行!

8月17日:月:NY:晴れ

6時おきプールへ。
8時に7thアベニューにできたセントラルパーク南のカフェ:PAIN QUOTIDIEN(ブリュッセル発祥のカフェである)で朝食。

今日は、精力的に活動しなければ。
4日間という短いNY滞在時間にまだまだ見るところがある。

まずユニオンスクエアへ。
月曜日というのに、市場が開催されていてその賑わいに驚かされる。
オーガニック野菜を中心に自然派食品のようだ。日本でこの手のイベントを行っているグループは一種宗教がかったところがあるのだが、そんな印象もまったく受けない。ユニオンスクエアにもホールフーズマーケットがある。
今回のホテルの隣:新しいタイムワーナービルの地下にも、大きなホールフーズがあり、ハワイもあわせ、今全米を席巻している食品スーパーマーケットである。
7年前にNYで今では日本で、エコバックで有名になったディーンアンドデルーカを見て感動したが、その規模品揃えは、D&Dの比ではない。いつかホールフーズも日本に、来る日がくるのだろうか。
ホールフーズの素晴らしさは、その品添えだけに留まらず、オーガニックかコンバイン(農薬あり)か?ローカル(米国産)か否か?基本生鮮はパックに詰められたものでなく、店頭販売。また、一人暮らしにも対応したグローサリーもその品数は半端ではない。
ある意味他民族国家である米国の食の好みを、反映していて、非常に興味深い。
自宅の近くにも、日本では高級SM&グローサリーの「リンコス」があるが、これでは到底太刀打ちできないだろう。

その後、同ビルのフォーエバー21・ストロベリーなどをチェックして、3階のボストン発祥のディスカウントストアー:ベイスメントへ行く。明日ウッドベリーファーム:ニュージャージのアウトレットモールに行くので、値段のチャックである(^^;)。
ここではグッチ特売をしていて、あまりの値段に「アンビリバブル!!」
買いたくなる気持ちをぐっと抑えて、散策を続ける。

ダウンタウンイーストヴィレッジから、チャイナタウンへ。32度の炎天下の中、多少の休憩を挟みながらももくもくと、3時間あまりタウンウオッチング。

この周辺の、レジデンスの賃料も7年前は100平米で20万円前後だったはずだが、最近では倍近くになっているようだ。昨年のリーマンショックの影響で、FOR RENTの看板が非常に目立つ。

日本では不動産業の仕事というと、どこか胡散臭く。素人をだまして儲けるようなイメージの仕事であるが、アメリカでは非常にステイタスの高い仕事である。ハウジングブローカーもしかり、マンハッタンではリーズナブルな優良物件が少ない為、そのブローカー:仲介人の力量が真に問われる市場である。

日本でのビジネスを思い浮かべながら、ディナータイムへ。
今日は、事前に予約してあった「ロウフード」レストラン:ピュアフードアンドワインへ。
(「ロウフード」とは何か?話すと長くなるので検索いただきたい。食べ物の酵素を壊さないためにロウ:42度以下の低温で調理された料理)。
ここは、新しい食のスタイルを提案するNYの中で、ロウフードの最先端を行っている店らしい。

二品注文したが、前菜の帆立貝に野菜のムースをペイストした料理は美味しかった。

食事中から、何度か強い睡魔zzzに襲われ今日のジャズバー行きを断念。ホテル隣のホールフーズに寄って明日の朝食のベーグルを購入し帰る。
12時に就寝zzz。

8月18日:火:NY:晴れ夜に雷雨

朝一でプール。
8時にホテルを出発。
昨日買ったベーグルを弁当にして、8時半にポートオーソリティバスSTOPから、ニュージャージ:ウッドベリーコモン行きバスにのって、アウトレットでのショッピングである。

42ドルをチケット売場で購入してバスは310出口から出発。
一路ウッドベリーコモンへ。
1時間の移動の間爆睡(− −)zzz。
9時半に到着。
6度目のNYで初めて訪れたが、開店前(10時オープン)というせいもあるのか、日本の御殿場のイメージだったのに、人はまばらで、拍子抜け。でも、気合の入った客はスーツケース持参で来ている。

今宵は、日本大手不動産会社のNYブランチの副社長とミーティングと会食なので、3時半のバスで、マンハッタンに戻らなければならない。
買い物タイムは5時間半。
御殿場以上の広さを回りきるには、効率よく攻めなければ。

お目当てのブランド(ラルフ・トッズ・フェラガモなど)チェックと、サックスやバーニーズ・ニーマンマーカスのような百貨店系を、昼食もとらずに一心不乱に歩く。

従業員用のお土産も買わなければと思うと、数十のアイテムになり事前に入れた頭数を反芻しながら、3時を向かえる。

気になったスーツもあったが、結局時間切れ。靴1足と、お土産もの中心に留まる。完全な不完全燃焼。これがハワイだったら、ワイケレに何度も通うのにと思うが、タイムオーバー。マンハッタンに戻る。

バスは、3時45分にウッドベリーコモンを出発。渋滞を抜けて到着は5時を回っている。
荷物をホテルにおいて、急いで着替えて、6thアベニューのオフィスに向かう。
6時から1時間近くのミーティング後、ノリーターのイタリアンレストランで会食。非常に充実した話を聞くことができた。

昨年9月のリーマンショックによって、壊滅的な打撃を受けたウォール街であるが4月以降各金融機関が黒字決算を発表したように、金融機関の立ち直りは早い。それよりも、緩かった資金繰りが一気に収縮したため、消費が落ち込みGMを始めとする製造業が直撃を受けた。
未だ、住宅関連を中心に多くの債権にデフォルトの可能性はあるようだが、アメリカはタフだ。風評では、米国債がデフォルトを起こす・・・なんていう。噂もあったようだが、実際のプレーヤーと話をすると、非常に安心した。日本の不動産業市況など、お互い有意義な時間を過ごし、雷雨のため2次会を諦め、23時過ぎにホテルに戻る。

24時過ぎ、充実の一日に疲れきって就寝。

8月19日:水:NY:快晴

今日も暑くなりそうだ!
6時に起床し、プールへ。
サウナでたっぷり汗をかいた後に、1km泳ぐ。
キッチンで、残りの食材(ハムとチーズ)をベーグルに挟んで、一昨日ホールフーズで買ったオーガニック野菜のジュースと一緒に、食べる。ホント。普段は食べない朝食であるが、充実した朝だ。

今日は、トランプタワーからNYで常宿にしているシェラトンへのお引越し(20日の朝JFK発が早いので、ホテル代をケチって:だって、高い宿泊費のNYでトランプタワーとシェラトンで倍違うんだもの)。
ここは、場所はタイムズスクエアから徒歩2分と抜群の立地なのだが、古いのと1000室もあるので、サービスが今一なのであるが、隣のシェラトンマンハッタンにプールがあるので、いつも利用している。シェラトンマンハッタンは、2001年のグランドゼロのときに、今は無きリーマンBの臨時オフィスになったことでも有名である。

ホテルの引越しを済ませ、さて既に13時。
最後の一日を、充実したものにしたい。
まず、やはりNYにきたら「自由の女神」を見よう!
メトロで1stアベニュー14stへ。
カフェで、ランチをすませ、またメトロで移動「ボウリンググリーン」へ。

バッテリーパークで遠くにみえる「自由の女神」をちらみし、WTC:ワールドトレードセンター跡地へ向かう。
途中の高級レジデンスには、FOR RENT の看板が目立つ。

2002年に来たときは、まだ、基礎の解体工事中で周辺の看板にはグランドゼロの凄惨な状況の写真が花とともに供えられ、思わず涙が出てきたが、現在新ビルの建築が進められ当事の状況を残すために、WTCの記念館が隣接にできていた。
周辺では、あのときの記憶を風化させないように、ボランティアが観光客を対象にグランドゼロの案内を行われていた。その話を聞いてまた涙が出てきた・・・(T。T)。

その後、WTCお隣のディスカウントS:センチュリー21へ。
ここでは、定番の下着・靴下・お土産を購入。ウッドベリーコモンで、購入できなかったスーツもまた買ってしまった。結局四着目である。

その後、シティホールからメトロでユニオンスクエアーへ。
初日に購入できなかったグッチの靴をお買い上げ。大量の買い物袋を手にシェラトンホテルに戻る。
行きに36kgあったスーツケースには、入りきれず既に予備に用意した二つ目のバッグにどれを入れて梱包するか。夜の宿題が増えた。

ディナーは、近場:アッパーイーストにある「Gobo」:NYのザガットの中で高評価を得ているアジアンフュージョンのレストランである。
オイスターマッシュルーム:日本で言うところで舞茸の炒め物は絶品でありました。

23時にホテルに戻って、宿題の梱包作業。
二つのバッグにはなったが、スーツ4着。靴3足は無事に収納。
1時過ぎに就寝。
結局このNY生活は4日間という短さもあって、ブルーノートをはじめとするクラブ活動ができなかった。。。
残念。また次回だ。

***

PS.
以前より米国では不動産業関連業種の社会的地位が高いというのは有名な話です。
「友人に優秀な医者と弁護士と不動産業者をもつと良い」ということも言われているようです。
NYの場合この「医者」は精神科医のようですが・・・。
不動産は個人においても法人においても高価な資産ですから、それに関わる人間は相当なスペシャリストであるべきだと思いまし、自分もそうあるべきと日々勉強を続けています。(by 長谷川)


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