お待ちかねのＨ氏のメールが届きました。さていよいよ旅も終盤です。
Ｈ氏の紹介：
旧帝大○○大学出身。学生時代は格闘家でもあった。あの武藤敬二や小川直也と学生時代に引き分けている！！大学時代の専門は生物であったが、就職先の勝手な判断と都合でなぜが不動産業界へ（？）。現在は不動産会社のオーナー兼役員。もちろん現役の一流不動産プレーヤー、かつ個人投資家（株＆不動産）。以前、私と同じ某ＣＩ（現在ＡＤＲ再建中）に所属していた私の先輩。
今回、100年に一度と言われる世界経済危機を実際に自分の目で確かめようと2009年8月、約1ヶ月に渡り弾丸世界旅行を決行！
8月22日：土：LA:晴れ
昨日よりは暖かくなりそうである。
起床は7時半。なんと8時間も寝てしまった。買い置きの野菜ジュースとヨーグルトを食し、スパに隣接したジムに出かける。ヨガ教室が開催されることに気づき、参加1時間あまりストレッチ。朝なまった身体には多少堪えるが、それでも無事に終了。トレーニングマシーンで、150kgのレッグプレスを上げ。まだまだ行けそうだなと、その後の筋肉痛の心配をよそに少々がんばり過ぎてしまった。
その後、仕事のメールを片付けながら、テラスで読書してダラダラ過ごす。
14時に、テラニアリゾートのブローカー：ケビンと面談。
この開発の説明を受ける。
１.三箇所（東・北・西）に分かれたビラは、1年前から販売を開始し98戸中48戸が完了した。
２.購入者の多くはLA地元のお金持ち。
３．ローンは使えるが、こういった時勢もあり、ほとんどが現金での購入
４．価格は販売当初4.2億円でスタート。現在2.9億円まで下げている。
５．完全所有権による販売。
６．ホテルの施設は、同様に利用できるがハウスキーピングの利用などに毎月15万円程度の管理が必要。
などなど、お話を伺う。
まずは、現物を拝見。
ホテルエントランスから、徒歩5分程度で西棟のビラに到着。
2800フィートスクエアの部屋である。
3ベットルームと1ダイニングとリビングであるが、それぞれの部屋は、独立していて鍵もついており。他人に貸すこともできる構造になっている。値段には家具調度品もついており、広さ、内容ともに納得のいく価格である。
特に景色は東海岸から上る太陽が、西海岸に沈むまで180度見ることができる絶好のロケーション。明らかにホテルの部屋よりも眺めは良い。写真をバシバシ撮り、パンフレットをいただいてきたので、ご興味をもたれた方は一報をいただきたい。
購入にかかる諸経費を、すぐ計算の上具体的なお話をさせていただきます。
ケビンとはお互いのグッドディールを期待してお別れ。
ぜひ、近日中の再会をしたいものだ。
さて、ＬＡも最終日。
好奇心の虫はこのままでは収まらず、再開発の進むリトルトーキョーへ行く。
前回来た時も、やはりダウンタウン一番と言われた治安の悪い雰囲気があり、夜はもちろん、昼間でも人は歩いていなかったが、驚くことに街は一変していた。
記憶では、リトルトーキョーの街の当初計画にも携わった鹿島建設が今回の再開発にもかなり尽力したと聞くが、そのあたりの詳しいところは日本に帰ってから確認しよう。
しかし、１年半前に完成したショッピングモールを中心にアジア人（日本人というより、韓国・中国）があふれていた。また、隣接のセントラルエリアの開発も職住接近型で1階が商店。5階建ての住宅の下駄履きがたになっており、治安面でも不安もだいぶ払拭された感がある。
事実、モールの３階で日本そばを食べたが、働いている女の子（語学留学中とかで、２５歳くらいであろうか）に治安面を聞いたところ。
「ここって怖いところだったんですか？」と拍子抜けする応えが返ってきた。
まあ、彼女はリトルトーキョーの悲惨な歴史ですらわからないのだから仕方が無いところではあるが。
その後は、ＬＡの御のぼりさんコース。メルローズから、ハリウッド。をドライブ。以外とこういうような、老舗定番コースのほうが変化が気づかなかったりする。
やはり、目立つのは住宅に直接掲げられた不動産看板だろうか。
食事はサンタモニカへ行こうと思い、ピアエリアまで車を飛ばす。
さすがに、土曜日の夜ということで大道芸人：路上パフォーマンスが盛んで、多くの観光客で賑わっていた。
その中の一軒で、ニューヨークカットのステーキをほうばる。
この旅行で胃が小さくなった。たぶんやせていると思う。ステーキを１／４程度残して、完食できず。
サンタモニカから、ホテルに帰る。９０マイルでハイウエイをとばして、４０分で到着。
明日でＬＡともお別れだ。
ホテルに到着したら１２時を回っていた。
風呂に入って、一日の疲れを癒す。
ビールを飲みながら、ＬＡ編のレポートを作成しているうちにどんどん夜はふけていく。
もう、三時だ。
明日は、８時半にホテルをチェックアウトしなければ。
６時起きだな。そうつぶやくきベッドに横たわるのであった。
＊＊＊
ＰＳ．１
私も25年前にリトルトウキョウに行ったことがります。
その時はお祭りで、屋台なんかも出ていました。
しかし、当時、リトルトウキョウは既に日本人街ではなく観光地化していました。
ではいったい日本人移民の方々はどこんに住んでいたのか？
答えは当時既にバラバラに一般米国社会に同化して住んでいたのです。
（日系移民が町を作らず同化することを選らんだことを誇りに思いました。）
その辺が、中国、韓国系の移民の方とは違うのだな〜と思ったものです。
ＰＳ．２
そのお祭りでボランティアとして働く絶世の美女に出会いました。
まあ、日本でもなかなかお目にかかれない長身の美女でした。
私は、ＬＡでドラマや映画に出てくるような女性に全く出会うことがなく（そんな人が全く歩いていない）非常に残念で「テレビや映画とこの町全然違うじゃない」と一人大きな不満をもっていたのです（笑）
興奮した私は、「あなたが米国留学中で出合った人の中で一番美人！かつそれが日系の方だなんて感動です！」と話掛けましたが、しかしどうも会話が上手く続かない。私の英語に問題があるのか・・？
僕は「日系何世？」と何度も聞くものの彼女は「？？」の繰り返し・・・「先祖は日本の何処から来たの？？」と私。彼女は「？？」と。
何故でしょう？実は、彼女が中国系アメリカ人だったからでした。
「ユーアーチャイニ−ズ？！」
「なんで、日系移民のお祭りで中国系の娘が？？」と思ったのですが、今思えば自分がアメリカをよく理解していないだけのことでした。
（しかし、凄い長身、スタイルの美人でした・・・）
あれから25年リトルトウキョウは更に大きく変わっていたのでしょうね・・・・。
（by 長谷川）
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