新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

投資と宮沢賢治

私の実家には相当古くかつボロボロの(昭和一けた発行だったか?)文庫本が捨てられずに残っています。
それは、宮沢賢治著の「銀河鉄道の夜」(岩波文庫)です。
どうやら母が祖父から貰ったもののようです。
私の母方の祖父が岩手県水沢の出身でして、同郷の賢治さんを相当尊敬していたようなのです。
今でも岩手県出身の方は宮沢賢治を尊敬している人が多いのではないでしょうか。
私の祖父も「賢治さんを心から尊敬している」と子供(私の母達)にもよく言っていたそうです。
よって母親も当然の様に宮沢賢治の本を結婚した後ももっていたようですが、私は全く興味が無く、殆ど本を読まない残念な子供でした。
中学時代に「雨にも負けず」の詩を授業でやった時もまったく響きませんでした。本当に情緒のかけらもない子供だったと思います。
ところが20代の半ばから急に宮沢賢治の作品及び彼自身に興味をもちはじめ作品だけでなく評論等も含め相当多くの関連本を読みました。

受け継いだ血が何かを感じたのでしょうか?
それともバブル崩壊の殺伐とした日々から逃れたかったからなのでしょうか。
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あの宮沢賢治の数々の有名な童話は宮沢賢治に取っては実は「宗教童話」だったのです。賢治さんは法華経を学ぶために東京のある宗教団体に入ろうとしたのですが、そこで入信を断られ(経済的事情だったようです。入信というよりは団体への就職的な申し出に対する断りだったようです)、そこでどうやら得意な創作童話で法華経の教えを世間に広めることを勧められたようなのです。
以後、宮沢賢治自身の人生も正に仏教の教えである「利他」=「自分の利益ではなく他人に尽くすこと」を追求した人生でした。
実際、自分の命を削り地元農民に尽くした人生をおくりました・・・。
こういったことに疎い私も宮沢賢治を通じて少しだけ仏教の本を読み始めました。
そこで、「小欲」=「幸せになるには欲を小さくもつこと」という言葉を知りました。
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昨年からの米国の投資銀行等の破綻においてその原因は「レバレッジの掛け過ぎ」とか「訳の分からないものに投資した結果」であるとか「格付け会社がよく調べもしないでいい加減な各付けをしたから」だとか「米国民の借金して消費するという馬鹿さ加減が根本だ」だとか色々言われてきました。
その最中、どこかの金融機関のトップは一言「金融恐慌の原因はGREED(強欲)だ!」と言い放ちました。
正にその通りなのだと私も思います。
なかなか人間の欲は制御できないものです。
しかし、我々、日本人(東洋人)には、投資にこそ不可欠であると思われる知恵が沢山あるのではと思います。
前述の「小欲」や「利他」といった仏教の教えや中国古典『論語』の「中庸」という言葉も投資に役立つのではないでしょうか。
こういった言葉を知らない欧米人は今後どうやって自らの「GREED」と折り合いをつけていくのでしょうか?そんなことが彼らの西洋思想、哲学から可能なのでしょうか??
結局は、給与の上限を設ける等という小手先でやるしかないのでしょうか・・・。
まさか、社員教育論語や仏教を取り入れることはないでしょうが(笑)。世界経済のためには僕は取り入れた方が良いと思いますね、真剣に。
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PS.
この岸田今日子さん朗読(彼女は天才です!)の新潮CD文庫「銀河鉄道の夜」を騙されたと思って聞いてみてください。

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これは凄いですよ。
これは童話というレベルではないです。
宝石の様な言葉の宇宙です。
宮沢賢治さんの晩年の遺作です。
正に「宗教童話」であり賢治さんが世に伝えたかったことが分かり易く表現されている遺言だったと私は思います。

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