若者よ！日本が駄目なら外国を目指せ！

先日、某マンションデベロッパーのマーケティング部のＦ部長と話した内容が衝撃的でした。
「今の20代の世代は、明らかに団塊のジュニア世代とはまた違っているのだ。」「30代世代以上に物を買わない。お弁当男子どころではない。」と言う。
「この世代はもう不動産なんか買わないのではないかと恐怖すら感じる」と、また
「この世代が購入者の中心になった時には住宅専門のデベロッパーが成り立たなくなるかもしれない」とも。

団塊のジュニア世代は、バブル崩壊後に社会に出ていますので、当然バブル景気も体験することができず、逆に就職時には超氷河期を体験した世代です。
彼らの更に下の世代とは同氏曰く「10歳ぐらいの幼いころから、もう聞くニュースは『リストラ』だとか『破綻』だとか殆ど悪いニュースばかり、景気の良い夢のある経済ニュースを全く聞かないまま大人になっている。それが大きな原因だろう」と。
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先日、経済専門のN社の某編集者から聞いた話がまたショッキングでした。
「今、20代の若者の自殺が非常に増えています。これは本当に国として社会としてどうにかしないといけないことです。」
その理由は、「単純に仕事が無いということばかりではなく20代の人が自分の将来に夢や希望がもてないのが一番の原因ではないでしょうか？」と。

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不動産投資物件の調査の折に立ち寄った、神奈川県下のあるインド人経営のインド料理屋。
インド人経営で働く人も全部インド人、ウエイターの20代前半のインド人の青年は、今日本語を勉強中だとのこと。休みは一月に一度だけだそうです。
しかし目はランランと輝いていました。彼には希望と夢があるのでしょう。

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さてそこで今日の川口悠子・フィギュアー・ペアのロシア代表です。
あれだけの悲壮感漂う人を久しぶりに見ました。
まだ28歳だそうです。
彼女は今回オリンピックに出るために国籍をロシアにかえたといいます。
相手の男性のロシア人男性もこれまで3回もペアを代えています。
詳しくはwikiでご覧下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E6%82%A0%E5%AD%90
まあ凄い人生を歩んできた20代です。
目標達成の為に国籍を変える度胸は私には多分ありません。
今日ショート・プログラムで3位に着けました。

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僕は、良い歳をした大人の一人として今の20代の方には申し訳ないと思います。
日本は確かにもう20年近くこんな状況の経済です。
彼女の様に国籍を代えるまでいかなくとも、もうこの国で希望をもてないならどんどんアジアへ出て行くことを一人の大人としてお勧めします。

僕は、前回の選挙で本当にこの国がそろそろ変わらないと駄目になると思い、「民主党」へ投票しました。
今、「自民」に入れなかったことを後悔はしていませんが、現在の民主党政治では何ら「成長戦略」を感じ得ません。
また言うまでも無く何ら「夢」も「希望」も感じません。
単純に言えば、経済において具体的な政策を何ら感じ得ません。
このままでは、若い世代は夢も希望をもてないままの状態でしょう。

「補助」や「扶助」すれば良いといった「社会主義的な政策」だけでは、志ある者は（又は企業も）国を捨てて海外へどんどん出ていくでしょう。

ちなみに中国語を話せる人間は英語を話せる人間の求人が10倍以上あるそうです。
それならそれで、若い世代の方は中国語を習うべきでしょう。
民主党は国内で経済を復興させる政策を実現できないのであれば、せめて国費で中国語を勉強させて、職の無い若者を海外に送ってあげるべきでしょう。

兎にも角にも、川口悠子選手に注目です！！
自分の目標の為に涙を飲んで日本を捨てた若き28歳の女性を皆で応援しましょう！

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