Japan Far East Real Estate

Hasegawa Real Estate and Economy, Inc.

見直される旧山の手、旧高級住宅地

震災以後、東京における旧山の手の住宅地が見直されてきているように思います。
また古くからの高級住宅街も同じです。
実需での購入者にとっても投資家目線でも同じです。


購入者や投資家に代わって不動産を調査していると、やはりというか旧高級住宅街であった山の手エリアや古くからの高級住宅街は歴史的に地盤が良いことが分ります。
これらの地域は総じて「古い時代に形成された台地」の上に存します。
(そうでないエリアも一部ありますが)


友人が東日本大震災当日、小石川のマンションまで電車が全部止まった中、
「赤坂から歩いて1時間強で楽々帰ったよ」
と言っていました。

南平台に住む先輩も
「道が混む前に車で日比谷から20分で帰ったよ」
と。


今の20代や30代の方には、
青葉台、南平台、松濤、音羽、小日向、小石川、西片、千駄木・・・・
と言ってもあまりご存知ない方も多いと思います。
青葉台には美空ひばり邸、南平台は三木武夫邸、村上(ファンド)邸、松濤は旧鍋島邸、音羽は鳩山邸・・・


これらの地域は、地価もまだまだ高いのですが、台地で地盤も良く、東京のオフィス街から歩いても1時間から1時間半程度で帰れるのは事実です。

南平台に住む先輩が、
「昔の高級住宅地は、(今はあまり知られていなくとも)かつてそこが高級であった理由がちゃんとあるのだよね」
と言っていましたが、おっしゃる通りかも知れません。


どことは言いませんが、今現在の極めて人気の高い住宅地が必ずしも震災に強い地域ではないことも事実です。


今後も「震災は起こる前提」で不動産は購入すべきだと思います。

「起こり得ないと思っていたことが起こる時代」
「数百年に一度しか起こらない言われていたことが起こる時代」
と思って(全てにおいて)備えるべきかと個人的には思っております。


***

PS.
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もっと早く告知する予定でおりましたが、
「大震災時に、不動産投資でもないだろう」という気持ちもありました。

しかし、上記の様に
「全ての大家さんが繁栄する時代」

「不動産であれば何に投資しても上手くいく時代」
は完全に終わりました。


勿論この本は震災前に書いたのですが、
既にコンサルの現場では
「投資してしまった物件が収益を生まない」
といった相談が増えていました。
その厳しい現状を踏まえて書いた本です。


こんな時期に投資の本が売れるとも思いませんが、
難しい時期故に、ご興味のある方には読んで頂ければ
幸いです。


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