新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

アジア弾丸紀行 by 長谷部裕樹(番外:フランクフルト編)


はじめに
私が公私共にお世話になっている長谷部裕樹氏によるアジア弾丸紀行です。
長谷部氏は東北大学卒業後、リクルートリクルートコスモスを経て現在は外国人・留学生に特化した人材紹介会社「オリジネーター」代表です。
大学時代は柔道部で活躍。小川直也、全日の武藤敬司とも対戦し引き分けた方です。
ダイナミックに成長するアジア諸国の最新(不動産)事情を!いざ!(長谷川)



8月12日 バンガロール曇→フランクフルト晴れ


AM3時発だが、とコンシェルジュに確認したところ、23:15にはチェックアウトしたほうが良いと進められ。車を手配してもらう。


出口には、ベルボーイならぬ髭のアラビアンナイトが、いつも出迎えてくれる。
彼と握手してバンガロールインターナショナル空港へ向かう。


このホテル―空港間約1時間であるが、行には気付かなかったことが帰りには余裕でてきていろいろな気づきがある。


高層ビル・住宅のような街が郊外に広がっている。これはシティとよばれ、言わばニュータウン。つまり、開発のできないダウンタウンではなく、新しい街を郊外に作ろうとしているのだ。


これらの看板が、高速道路沿いいたるところに掲げられていた。
次回は、これらの確認のためにも昼間に来なくては。


無事に空港に到着。ここは、24h眠らない空港。駅と違い、入るのにもパスポートもしくはボーディングパスが必要で、ここで第一のチェック
空港内は、搭乗客しかいないのである意味安全だし、その分整然としている。
ルフトハンザの搭乗手続きをすませイミグレーションへ。
ファーストの客を特別扱いしてくれるのか、係員がイミグレーションまで案内し、出国手続きの書類まで作成。まさに至れり尽くせりである。


イミグレーションが完了すると、荷物検査。
搭乗荷物に一つ・一つにタグをつけて中身をチェック。完了したものをボーディングパスにハンコ。


多分搭乗前にも、身体検査だな。
まるで、2001年911後のヒースロー空港のようなしつこさだ。
やはりテロといつも向き合っているピリピリ感がこちらまで伝わってくる。


ここまでで、0:30あと、2時間半あるので、こうして原稿を書いているのだ。
さて、2時半には、迎えに来てくれるというので、少し休むことにしようzzz


案の定、搭乗前にもしつこいほどのチェック。
それでも、日本のパスポートなのでだいぶお目こぼしはあると思うのだが、やはりこういう空港の場合は2時間前のチャックインは必要であると感じる。


さて、無事に搭乗。この既に3:10。
ルフトのCAには、ディナーはいらないので、フライト後に就寝のお願をする。


ここでお断りを入れておかなければ行けないのは、インドでビジネストリップを終了して、ここからは、ビジネスと無縁の個人旅行であるということ。


たまに、不動産屋的な観点での感想を入れた渡航記になると思うが、個人ブロガー達が写真付きで名所:観光スポットを入れた渡航記をアップしている、それらとは比べ物にならない軽薄な内容になることをお許しいただきたい。


この旅で一番のフライト時間:9時間半である。ルフトハンザも長距離線を多く持つので、この機材も非常に快適。コックピット自らの挨拶もいただき、フライト後すぐに就寝zz。
でも、インド時間の8時(3時間睡眠)には、ガッツリ起床。
後の5時間をどう過ごすか?
映画のプログラムをチェック。
なんと「北のカナリヤ:吉永小百合主演」を発見。早速開始・・・・。


いや・・・。
泣きました。人の生命:命と子供をだしたら卑怯だろう!
と思う、涙腺ゆるゆるの映画でした。
途中CAが、大丈夫かと?と尋ねるので、この映画の解説を。さすが、日本のNo1アクトレスの演技は最高でした。
気になりましたら、どうぞご自宅でご覧ください。


そうこうしながら、途中、現在?休止中の原発の上空を通りフランクフルト空港へ。
 

定刻8:45にフランクフルト空港に到着。
今日は月曜日:日本時間は早PM3時過ぎ。気になるメールが早速数件。
早速秘書に確認の上、次ぎの指示。


今回は、まめにFBにもUPしているが、通信インフラの発達により本当に便利になった。
こうして、どこでも仕事ができるのだから、M氏のように高い法人税や住民税を払って日本にいる必要がないのである。
本当にトヨタ自動車のような奇特な企業を日本は大切にしないと益々、製造業は空洞化が進むであろう。
また、明日は移動なので、今日は空港の近くにチェックイン。


無事にアーリーチャックインが出来。洗濯物を片付け(今回の旅程はシンガポールのクリーニングサービスを除きすべて何時もの様に手洗いの旅)。
階下のサウナとプールへ。


サウナでは、インドで溜まった汗が一遍に噴出してくる。
そしてプール。本当に生き返る!!このプールは10mあまり、一人なのでまさに回遊魚のように狭いプールを泳いで、ようやく目覚め:体調の回復。


そして、ホテルのお迎えバスで、また空港へ。
今日はフランクフルトとその周辺の街探訪なのである。


満足に寝ていなくても、多少疲れていても、好奇心には勝てないのだ!


さて、空港からフランクフルトの中心地ハウフトホッフェへ。
昨年も思ったのだが、ここドイツの鉄道は、改札口というものが無い。
つまり入場も出場も改札口がないので、切符を買うのもすべて自主性に任せているのである。途中社内で検察もあるというが、過去遭遇したことがない。
よって、切符の買い方がまた難しい(――;)。


まず売り場の表示を英語Vに始めてから進めるのだが、メイン駅を除くほとんどの駅はその駅を打ち込んでから、金額の表示が出るのである。
これら以外も多数の選択を経たうえでの購入になるので、毎回悩みながらの購入となる。


まずは空港―>フランクフルト:ハウフトホッフェなので、すぐ購入:20分で到着。
そういえば、昨年(5月)は、EU金融危機の影響で、フランフルト中心街が封鎖(車と人間の立ち入り禁止)されており、タクシーで迷ったあげく郊外で下され、散々な思いでハウフトホッフェ中心のジュメイラホテルにチェックインした。

それも、良い思いで。
今日:月曜日のハウフトホッフェはいつも活気を取り戻していた。
この中心地:ハウフトホッフェは、再開発によって人工的に作りただれものと、中世から息づく建物が混在する非常に面白いところである。恒常的に歩行者天国になっているところは銀座や表参道の面持ちだが、日曜日なると、一斉に店がしまり(空いているのは数件のカフェのみ)、飲み物を買うにも困るという街である。
昨年と同じルートを歩くは、そこに変化があったのかを確認するため。確かに大聖堂近くは、新しい施設への建て替えが進み、マイン川からのぞむ、ドイツBKフランクフルトも、その異様な姿を現そうとしていた。


ただ、一度訪れた街には新たな発見が無いといけない。
ここは、つまらない。
ということで、フランクフルトから1時間:ヘッセン州の州都・第二の都市:ヴィースバーデンへ。


ここは、人口:25万人というので日本でいえば田舎の県庁所在地なみである。
思えば、2001年ある県庁所在地駅前から10分ほどにある10000坪の処分を頼まれたことがある。ここの市長舎は、昭和30年代:県庁所在地の市長舎としては、都道府県一番古く。古くだけならまだしも、その書類が各廊下を塞ぎ、その機能についても問題のあるところであった。
当時、我々は市長舎周辺地を相場の倍以上で市開発公社(第三セクター)に購入させている状況を憂い、その10000坪を接収価格の半分以下でお勧めし、その購入手法についても市財政を傷めないPFIでの手法を進言したことがあったが、助役をふくむ職員がそれらを理解できず、その案が葬り去られたらことがあった。
中心市街地活性化を願い、中心地に人を呼び込むために作った地下駐車場は、市民には使い辛くて駐車料金高いだけ。
それよりも、百貨店も潰れ、市の中心:駅前に市民の必要とする施設が無いのにどうするのだ。我々の支払った高額の税金は、ガラガラの使われない地下駐車場にも費消されているのである。


その街にどうやって命を吹き込むのか、そういう大局的な開発プランを描けない街に未来はないのである。


話が脱線してしまったが、ここヴィースバーデンについても。どこにもある普通の街である。ただこの街の凄さは、この街の売りをしっかりマーケテイングして、観光客を呼び込んでいることである。どこにでもある開発をしなく(駅前に高層ビルとSCが入る街)ても、成功できる秘訣はこんな成熟した街にあるのではないか。


セントラル駅をでて、まずはクワハウス(唯一カジノが許されている場所)へ。駅前から向かう道路は、開発ではなく市街地のルート暗示させるような街路樹がスタート地点である。
初めての街を訪れる、いつでもわくわく。非常に気持ちが高揚する!


徒歩15分ほどで到着。施設の中へ、
古さのなかに、新しいレストランがオープンし、創作インタリアンというふれこみの様で、ビストロには、5時から続々とお客が建物内に吸い込まれていった。


そして、この街の売りと言えばカイザーフリードリッヒテルメ。
そう、ローマ時代を発祥とする大浴場(テルマエロマネ)である。

クワハウスから、西に移動する事、徒歩10分。
そのテルメは、いまはカイザーフリードリッヒレジデンスと一体化された地下にあった。
入口でロッカーキーを渡され中へ。
昨年もジムのサウナに女性がマッ裸でいたのには、度肝を抜かれたが、ここでは全ての老若男女がマッ裸。
家族連れ(子供は入れない)・恋人同士。それらすべてがマッ裸というのは、こちらも羞恥心を忘れさせてくれる。


また、サウナは日本でも「ロウリョウ」という呼び名でいわれていると思うが、定期的にハーブ入りの水をかけ、蒸発した水蒸気を、これまた裸の係員が、タオルで空気をかき回すというイベントが繰り返され、その度に上がる室温によって一気にまた汗が噴き出すという仕組みだ。


このサウナを出たところに、水温17℃にセットさせた15×15mのプールがありこれに飛び込むようにして、一気に身体を絞るのである。
まさにサウナ好き(:自身)には、完璧です。


また隣には、38℃前後にセットされたジャグジーバスが複数あり、これら水温のおかげで、何分でも入っていることができる。
同じフロアーには、軽食(ビールなども)が取れるエリアもあってまさに、銭湯で腰に手をあてコーヒー牛乳を飲む図が、ここヴィースバーデンで見ることができ、思わず微笑んでしまった。
これで入浴料:約2時間で14ユーロ。非常に満喫の2時間でした


外にでたら7時。雨が降っているので、近場のバーで軽く食事とビール。
汗をかいた後のビールは格別。まさにピッチャーのようなビールを飲み干し。近くのスーパーで、ホテルで飲む用のワインを購入。アルコール類の安さはもちろんだが、大黒物:フルムダンブロワ(チーズ)の安さ:2.5€に感動し、思わず購入。


雨が降っているので、ヴィースバーデン中央駅までタクシーで戻る。
そこから、また空港駅までチケットを購入。主だった駅は自動販売機の表示があるので問題なく購入することができる。
雨もあがり、時刻は夜8時だが、まだまだ太陽は高く明るい。
ヴィースバーデンとフランクフルト間にも、多くの工場(オペルシーメンス)を見ることができる。これらの工場は、東海道線の駅(たとえば辻堂―茅ヶ崎)間に跨ってあるようで、敷地は想像もつかない大きさである。これらの工場からは引き込み線が敷設され、輸送を賄っていると思われる。


日本では、メーカーの空洞化が叫ばれ、駅前の工場といえばすぐ会社のリストラ対象になり、同じようなSCと住宅開発になってしまうが、ここドイツではまだまだ、駅前に工場が林立する街がある。これら製造業がこの国を支え、この国の強さなんだと思う。


電車はほどなくして空港駅に到着。ホテルのシャトルバスで、ホテルに戻る。


大好きなフルムダンブロワで、3€のワインをいただき今日は就寝(12時)。
4時間半の時差のインドから移動した当日にも関わらず、フランクフルト・ヴィースバーデンと充実した一日であった。



8月13日 フランクフルト晴れ(今朝の気温は9℃!)。リスボン晴れ


4時に、秘書からの電話で起こされる。電話の内容にすっかり起こされ、この原稿を仕上げる事に。


6時になり、階下のプールへ。どうも今朝の気温は9℃。さすがにTシャツと水着では寒い。水温25℃が温かく感じる。ひとしきり泳いで、着替えて7時のシャトルバスで空港へ。
今日のフライトはリスボンまで、デパーチャータイムは9時である。
搭乗手続きを済ませ、ボーディングGへ向かう。この空港はEU域内はもちろん国際路線も備えた空港なのでとにかく広い。本来ビジネスラウンジで時間をつぶすところであるが、
搭乗Gからビジネスラウンジまで、徒歩で10分以上あるというので、ゲート前でコーヒーブレイク。


多少の遅れはあったが、無事にリスボン空港に到着。
その間LH機内にて、一番前の通路側が指定席であるが、LHの男性CAに事あるたびに身体を触られる。
男性CAの大半はゲイで、男の一人旅はゲイだと思うのか、そういうことが良くあり、そのことにも慣れてきたが、そんなことにも気を使う。どうせなら、相撲取りのように体を叩いてくれたら良いのだが。


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株式会社長谷川不動産経済社

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はじめての不動産投資

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*尚、本書は2009年に出した「お金を生み出す家を買いたい」を加筆、改稿したものです。特に税務関連を大幅に加筆しました。節税の為の法人利用の方法、メリット、デメリットをできるだけ詳しく解説しております。