Japan Far East Real Estate

Hasegawa Real Estate and Economy, Inc.

プレゼンや講演であがらない秘訣


先日、法務省の省内研修にて「時事経済〜不動産マーケット、消費税増税アベノミクス」と題して講演させて頂きました。


霞ヶ関1丁目1番地にある法務省の下記の研修所で教官をさせて頂きました。



私は今年で3年目でしたので多少慣れてきましたが、3年前に初めてこの明治時代の建てられて荘厳な建築物の中に入った時は正直緊張しました。

建物の外観だけでなく内部もそれはそれは荘厳な雰囲気があるのです。

3年前初めての講演時はその緊張を引きずってしまい、何時になく講演もガチガチに緊張してしまいました。


私は緊張してくると声が大きくなる癖があるようで、その時もマイクの音が常に割れていました。
(私は古い音響機器の故障かと思っていたのですが、実は私の声が大き過ぎるのが原因でした。)


60分を3コマ受けもちましたので、3時限目には流石に緊張がほぐれてきましたが、自分でもこんなに緊張するのかという驚きがありました。正に色々なものの雰囲気にのまれたのだと思います。


さて、このブログの読者の方も会社や取引先でのプレゼンや結婚式での挨拶等々、大勢の前に話す機会が時々あるかと存じますが、そういった時にあがらない、緊張をほぐすコツをお伝えします。


それは、まず自分が話し始めますと、殆どの方は無表情なのが分かります。
無表情だけなら良いのですが、怖い顔をしていたり面白くないといった顔をした方の顔も目に入ってきます。(そういう人が多いと感じると普通は緊張してきます)

しかし、どういった場でも、その中で一人か二人、こちらをじっと見て大きくうなづいてくれる方、又は熱心にメモを取りながら聴いて下さる方がいるものです。


自分が、緊張してきたと思ったらそういった方だけを見て話すと緊張がほぐれます。

自分の「話し」や「プレゼン」が受けているとか受けていないとかをあまり気にしないで話すことができるはずです。


一番緊張するパターンは、自分の話す内容の是非を参加している方々の表情で判断してしまい「ああ、反応が悪いな・・・」、「つまらなそうな顔をしているな・・・・」とますます緊張し声がうわずり震え、正に精神的な負のスパイラルに入ってしまうことです。こうなるとキツイです。


兎も角、取引先や社内でのプレゼン等は誰もが既に色々準備して臨んでいる訳ですから、やるだけやって後の結果は天に任せれば良いのです。しかし、やはり観客の反応が気になり上記のようなことになってしまうことが多々あるのではないかと存じます。


有り難いことに、どんな話しをしようが、「うんうん」と笑顔で頷きながら熱心に聴いてくれる方が一人はいらっしゃるはずです。その人だけを見つめてその人だけに語りかけるようにすると自信が出てきて気持ちは徐々に落ち着いてきます。


試してみて下さい。




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長谷川不動産経済社