以前あるゼネコンの方が言っていたことですが
「我々は一つの現場が終わると、また次の現場へ移動して工事をしてそこが終わるとまた次の現場に移動して・・・また次の現場へと終わりがないのです。これがずっと続くのかと思うとこれは大変だと、そういった会社の業態といのもこれでよいのだろうか?と感じます」と。
このことは何もゼネコンだけでなく殆どのビジネスで同じことが言えるのではないかと思います。
一方、一つの仕事が完了した時にその仕事が完了した後でも少しでも収益を生み続けるビジネスがストックビジネスです。
一つ一つのビジネスの収益はそれ程大きくなくとも、これが将来に渡って蓄積、累積していくというものです。
具体的には、倉庫業やコインパーキング、印税や特許ビジネス、証券会社にとっての投資信託等の預かり資産における保管料、建物管理業や大家業がこのストックビジネスに当たります。
こういったストックビジネスは一見地味に映る為に不動産業界や建設業界では好況時にはあまり注目されないのですが、不況になるとその魅力が繰り返し語られてきました。
現在、アベノミクスで株価も上昇し、一見景気の良いニュース記事が散見されています。
しかし、現状の大企業の戦略としては(就労人口の減少故に、本業においてこれ以上の成長がなかなか見込めないという見地から)ストックビジネスに注力することが常識になりつつあります。
実際には大手ハウスメーカーや建設会社、大手不動産会社による管理会社のM&Aや物流施設やアウトレット事業への進出がこれに当たります。
つまりストックビジネスが注目される時代とは、低成長の時代、又は本業で大きく成長していくのが難しい時代の「守りを固める戦略」と言えるかもしれません。
■「お知らせ」
「経営者、投資家、資産家向け無料相談を始めました」
この度、弊社では、純金融資産5千万円、又は不動産資産1億円相当以上を保有される方向けの「無料相談」を始めました。
http://www.hasekei.jp/soudan/index.html
こんなお悩みをおもちの方へ
- 資産の組み替え、整理について相談したい。
- 不動産投資に関して相談したい。
- 不動産の売買全般に関して相談したい。
- 事業の承継について相談したい。
- ビル、マンション、アパート経営に関して相談したい。
- 土地の有効活用について相談したい。
- 老朽化ビル、マンション、アパートの建て替えについて相談したい。
*純金融資産5千万円、又は不動産資産1億円相当以上を保有される方を対象とさせて頂きます。
*相談内容については、守秘義務を厳守致します。
*無料相談は、お一人一回までとさせて頂きます。
*面談時間は約50分です。
*ご相談内容に関連するお手持ちの資料は、面談当日お持ち下さい。
*原則弊社での面談となりますが、ご希望があればご自宅へ伺いますのでその旨ご記入下さい。
■お申し込み↓↓
http://www.hasekei.jp/application/index.html
- 作者: 長谷川高
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2010/10/30
- メディア: 単行本
- 購入: 24人 クリック: 217回
- この商品を含むブログ (106件) を見る