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お勧めの書籍「愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらい」


今日は、最近読んだ本の中でお勧めの本をご紹介したいと存じます。



伊集院静さん著「愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらい」(集英社刊)です。

私は、サラリーマン時代に当時行きつけだった銀座東芝ビル1階にあった旭屋書店さんにて、「大人が泣ける小説」といったキャッチコピーを見て買った同氏の私小説「海峡」を読んで以来のファンではございます。
(いや、週刊文春にエッセイを連載していた時からのファンでした。)

当時、この「海峡」も山手線の中で読んでいて、座席から崩れ落ちるように泣いてしまいました。
(まだ読んでいない方は、当然ながらこちらもお勧めです。)

海峡―海峡・幼年篇 (新潮文庫)

海峡―海峡・幼年篇 (新潮文庫)



その後、伊集院さんがよく通われていると噂に聞いた、銀座のクラブM子にも「もしかしたら会えるかもしれない・・・」と無理をして行ったこともありました。
(M子ママには「そんな理由でこの店に来たのはお客様が初めて!珍しいですわ!」と言われました、笑。)


ということで伊集院さんの書籍はエッセイも含め、殆どの本を読んできていますが、この「愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらい」は伊集院さんの作品の中でもベストスリーに入るぐらい個人的にはぐっと来ました。
数ヶ月前に買ったのですが、もう4回は読んでいます。


いったい何なのでしょうか。自分でも不思議ですが、この小説を読むと心がほっとするのです。
「自分の人生もこんなのでいいか・・・」という思いに至ります。


完全に書評にも何にもなっていないですね。
しかし、「あまり私ごときがつべこべ説明してもしょうがない・・・あなたも黙って買って読んほしい」と言った感じです(笑)

よく分かりませんか(笑)。


私は同氏のファンになって四半世紀は経っていますが、この本を読んでお酒の飲み方も接待の仕方も根本から変わりました。

そして何よりも生きるのが少し楽になりました・・・・・。


「ハバード流接待・・・」とか言う本がありましたが、私は仮に接待という点に絞ってもこちらの本の方が100倍お勧めです。
(決して接待術の本ではありませんので、仮にということです。)


やはりよく分からない書評?ですね。ゴメンナサイ。しかし、もしも貴方が私のブログの普段からの読者?ならばこの書籍は間違いなくお勧めです。



長谷川不動産経済社