新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

Stay hungryであることの重要性


かつてスティージョブズは、招かれた米大学卒業式での名演説の最後に卒業生に向けて
Stay hungry, Stay foolish
という言葉を残しました。
現代この日本においてハングリーであり続けることは、日本人全般においてなかなか難しくなってきました。



先日、元金融機関の代表をされていた方と会食を致しました。
その方曰く、
「先の電通長時間労働を原因とする自殺事件は悲しい出来事であったけれど、今回このいわゆる電通ショックが契機となり、日本はますます働かない普通以下の国となり、資源も何ももたないこの国は今後衰退していくのではないか」
とおっしゃっていました。



また、数年前から伊集院静さんが、エッセイ等で
「休日に開いている料理屋が(銀座等で)少なくなった、料理人が土日、休日をとったら腕を磨き修行をする時間がない。それ故(銀座の)料理屋の味はどんどん落ちてきている」と。



そんな折、知り合いの方に、中国深センの巨大書店の写真を送って頂きました。
その写真には本屋の中だけでなく本屋の外の至る所に多くの人が座って本を読んでいました。
本屋を中心とした難民キャンプのような光景でした。


その写真を見た時、かつて北京大学では夜11時を回っても図書館や校内で電燈が煌々とついているという話を聞いたことを思い出しました。
多くの学生達が電気代を節約する為に大学に残り深夜まで勉強をしていると。



また、以前見たドキュメンタリー番組では、中国の山岳民族の住む地域にある寮制の学校(といってもボロボロの校舎、宿舎)の日生活が印象的でした。
そのボロボロの学校兼寮には、山岳民族の秀才が集められ、寮生活をしながらより上の学校への進学を目指しているのですが、日本で言えば小中学生程度の年齢の子供が夜も明ける前、まだ暗い内から、屋外の外灯の下で立ったまま勉強をしているのでした。



かつての日本にもこんな時代が確かにあったと。
少なくとも私の親の世代、つまり日本の高度経済成長を担った世代には同じ様なハングリー精神があったと。




出張でよく行く地方の小学校には今も二宮尊徳銅像がある学校をよく見かけます。



私にもこの銅像のような顔をしていた時代があったような気がします。
やはり、どうにかこうにかstay hungry でいる様にしないといけないと、最近思いました。
働いて本を読んで人に会って、そして働いて本を読んで・・・これを繰り返していくしかないと。
この銅像に出会った早朝に直感的にそう感じました。





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