新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

「空き家になった実家を活用してキャシュフローを得る」

「空き家になった実家を活用してキャシュフローを得る」

 

新型コロナによる経済の疲弊は残念ながら長引きそうです。

そこで今、我々がやるべき事は何であろうか?その1番は感染しない事だが、次は自らの経済、生活を維持していかなくてはならないという事です。

それには、まず毎月キャッシュアウトしていくものを大きく見直す事だ。

携帯電話しかり、前述の車しかり、家賃つまり家もその対象になるだろう。

生活をダウンサイジングすべきだろう。更には、本業を死守しながら、更に「何か他に稼ぐ手段がないか」と熟考し、あれば実行に移すことです。

 

最近私の本業である不動産分野で空き家になった「実家」に関する相談が増えている。

親が亡くなりまたは老人ホームに入居した後に残った実家をどうすべきか。

実家故に様々な思い出も詰まっている、よって経済合理性だけでは解決できない。

 

顧客と一緒に現地を見にいく度に「これはなかなか難物である」と感じることが多い。

それは残された大量の荷物と合せて、十分に古くなった家をどうするかという問題です。

 

専門業者に依頼し全ての残置物を捨て去り、家を解体し、売却してしまえば簡単ですが、事はそう簡単にはいかないのです。

経済合理性だけ考えれば、人口現象の著しい特に地方などでは、売却するのが得策でしょう。東京郊外でも同じ理屈なのですが、実際には、親が生きている間に実家を売ることに躊躇する方が多いのも事実です。

 

とは言いながら、仮に親が介護付き老人ホームに入居しているケースでは経済の問題が目の前に立ちはだかります。 

東京近郊の民間の介護施設では、20万円から30万の費用が掛かる。(この他に東京近郊ですと一時金として500万円から数千万が必要)

これを親の年金だけで支払っていくことも現実的でないケースが多いのです。

 

そこで実家どうにか活用してキャッシュフローを得ることができないかと。

この場合、やはり問題になるのが築40年、50年の家をどこまで直せば貸せるのか、その結果どれほどの家賃収入が得られるか。

お金をかければその分よりよくなるのだが、得られる家賃の限界がある故、その程度、塩梅が重要となるのです。

どこまで手を入れるべきか、つまりどこを直さないかが重要です。

もう一つ

リフォームとリノベーションの違いを理解することです。

これは言語的な意味ではなく、私的な判断では、単純に新品に直すのがリフォームであり、一方、実際に内見しに来た見込み客が「あ〜!ここに住みたい!」と思えるような改修がリノベーションではないかと。

よってここでもどこにお金を掛けてどこにお金を掛けないかがとても重要です。

別の言い方をすればかけるべき所にはしっかりかけるが、それ以外はそのままで貸すということです。

f:id:digicon:20200321104004j:plain

 

現在手がけているのは東京の郊外で築45年の家屋に、最低限の改修で月12万円を得るといった計画でした。

これに親の年金を足すと、老人ホームの費用を毎月払って少しお釣りが残ると言うものです。

コロナ禍で多少時間がかかったが先日契約に至りました。

 

在宅勤務が増加し週に数回程度の遠距離通勤ならと逆に環境の良い郊外を選択する方も増えてきました。

 私の周りでも実家を空家まま、単に面倒だからと放置している友人は少なくないのです。

 

もしも皆さんの実家が空き家のまま放置されているならば、お金を生ませる為の活用を今一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

長谷川不動産経済社

 

「不動産2.0」発売中

Amazon → http://u0u1.net/v6bg