Japan Far East Real Estate

Hasegawa Real Estate and Economy, Inc.

海外からドカンと投資マネーがやってこない理由

最近、至る所で中国マネーが日本の不動産や日本企業を買いに来ているという話をよく耳にします。

実際、個人ベースでは、既にけっこう投資しているようです。

東京湾岸の新築マンションの中には十数パーセント以上、中国の方が投資目的で買っているというマンションも出てきています。

しかし、世間で言われている程、目の前でかつ大規模な買収が行われていない理由は何でしょうか?

「香港の華僑があの大規模ビルを買収した!」というニュースがあってよさそうなのですが。



一つに、どうやら中国の本当の富豪や機関投資家は、まだ日本の不動産や株価が下がると想定しているようなのです。
よって「もっと下がったから買おう」と虎視眈々と様子見をしている感があります。



また、
昨今の円高、ドル安の影響もあるのではと思います。
人民元は固定相場ですが、既に保有しているであろうドル資産を敢えて今売却して円の資産を購入するには、今の円高、ドル安は厳しいと。
将来の為替の「戻し」を考えれば、現在の相場では踏ん切りが付かないのも無理はありません。



ということで、今一層の不動産の下落や、株式の下落が(政治の無策等でいわゆる2番底として)起きた場合は、いよいよ中国マネーが本格的にやってくるように思います。

または、程々に為替が調整して(戻して)、戻したタイミングで来るのか?


中国マネーに限らず、現在の円高、ドル、ユーロ安では、外国人投資家は、いくら日本の株価が割安になっても、将来の為替差損が気になって投資できないかと。


兎に角、国内だけでは、不動産の株式、両マーケット共に動きませんので、三越高島屋同様、我々も密かに期待しています。


本来であれば我々も、逆にこの円高を利用して、(総合商社や日本電産の様に)海外に投資すべなのでしょうが、なかなかリスク管理ができないのがツライ・・。
本当に本当のリスクを分かっているのかと問えば・・・NOではありますが・・・。
私も個人的に、一つ二つ考えていることがありますが・・・。
それは、何かの別の機会に。

***


PS.

先日告知しました「老朽化アパート建替え・立ち退き」無料相談・コンサルティング、まだお申込み募集していますので、よろしかったらこの機会にどうぞ!

普段は、総論をハウスメーカーさんのセミナーでお話しさせて頂いているのですが、今回は無料で個別のご相談を承ります。


***

実需から投資まで〜不動産投資顧問、調査、コンサルティング
株式会社長谷川不動産経済社

*******DVD・書籍********

デベロッパーの投資手法を知って投資の失敗を防ぎませんか?

「賢明なる不動産投資術セミナーDVD」発売!
<失敗しない投資戦略とリスクヘッジの手法>

詳細はこちらへ

***

賢明な不動産投資家に贈ります。
金融機関や証券会社の方が読んでいる真っ当な投資本!
「投資とお金と人生の読本」
新刊「お金を生み出す家を買いたい!」(WAVE出版)

→アマゾン

***

何と!19刷り決定!!5万部突破 「不動産購入の知恵の書」
(「家」シリーズは累計10万部突破です。ありがとうございます。)

「家を買いたくなったら」長谷川高著 (WAVE出版)

アマゾンへ
***************
『不動産投資情報のメルマガ』

●相互リンクしませんか?●