新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

コラム・エッセイ

「人生ゲーム」と「一回休み」

私が子供の頃「人生ゲーム」なる双六が流行った時がありました。 人生ゲームとは言いながらも所詮双六ですので、サイコロを振り、出た目だけ紙製のボード上で自分の駒を進めるというものでした。 そして、早く「ゴール」に到着した者が勝ちとなる単純なもの…

エイベックス、電通の本社ビル売却は赤字補填の為だけではない

*下記コラムは先日、日刊ゲンダイへ寄稿したものです。 「エイベックス、電通の本社ビル売却は赤字補填の為だけではない」 〜時代が変わったことに気が付いた先端経営者の決断〜 今から十数年程前、私の事務所が建て替え前のエイベックスビル本社(東京港区…

コロナ感染終息予想〜水仙から蝋梅、梅、そして桜が咲く頃には

昨年の3月中旬に思い切った投資をしました。 その時の私の予想は、最悪で1年、早ければGWにはコロナ感染が終息し、夏には無事オリンピックも開催されるというものでした。 当時の甘い予想は見事に外れました。 (投資の方は最悪を想定して実行致しましたが)…

あの時からもう26年経ったのか。阪神淡路大震災の事

震災から5日後だったか東灘区へ。 急遽実家に帰った同僚へ会社の携帯電話を届けに行った。 固定電話が極端に繋がり難くなっていた。 前日は、京都駅前の法華ホテルに泊まった。 京都でも余震が続いていた。 梅田駅周辺は不思議な程、全てが平常通り動いてい…

上司との関係に悩んでいる貴方へ

どうも上司との折り合いが悪い 上司が自分のことを評価してくれない、自分は軽んじられている 上司の性格が嫌いだ 一時も一緒にいたくない こんな上司の下では働きたくない、いっそう会社を辞めたい 関係の悪さにも色々なレベルがあると思いますが、さて、ど…

不動産取引の成否は登場人物で決まる。

不動産取引は、ある種独特なものがあります。 売主がいて買主がいて、金額も合意しているはずなのに、 買おうと思ってもなかなか買えない 売ろうと思ってもなかなか売れない などということが時に起こります。 これは物件自体に問題や瑕疵がある場合もありま…

20代の貴方と貴女へお伝えしたい家とお金と投資のこと

今回は現在20代の貴女と貴方へ家とお金と投資に関して、幾つかお伝えしたいと存じます。 まず、「家」ですが、20代で買う必要もないですし、その購入資金の為に貯金をする必要もないと。よってその為の勉強など20代で敢えてする必要もないと。 仮に20代で家…

変則かつトリッキーなものに魅かれます。

少年時代、阪急ブレーブスの山田久志投手のアンダースローのフォームを日本シリーズで初めて見た時は痺れました。 巨人から阪神に移籍した小林投手のフォームもやはりアンダースローで魅力的でした。 私が少年時代に所属していたチームのピッチャーも変則の…

故なかにし礼さんの著作を読んで

今日もコロナ禍のことを忘れるぐらい快晴です。青空です。 以前、ある作家さんに会えるかもしれないと、その方が行き付けだと聞いた店へ、知り合いから紹介してもらい行ったことがありました。 銀座のクラブM子というお店です。 中に入っていくと、その正面…

ロシア大使館と東京アメリカンクラブ

新年、港区麻布界隈、具体的には麻布台、麻布永坂町を歩きました。 どちらも東京に残っている数少ないお屋敷町です。 さらに飯倉の方に向かうと急に警察の警備が厳しくなります。ロシア大使館がある故です。東京で24時間警察が周辺地域まで警備しているのは…

近江商人の「世間良し」とは何か?

彦根にはこれまで4回程行ったことがあります。殆どがセミナー講師としての仕事でしたので、毎回多少の時間の余裕がありました。 ある時、彦根の中心部から車で20分程のところにある近江商人博物館に参りました。 以前から興味がありましたのでじっくり拝見致…

不動産個人間売買の大きな落とし穴

昨年末に知人から聞いた個人間取引についての怖い話をお伝えしたいと思います。 昨今、ヤフオクやメルカリ等々のサイトによる個人間取引が増加しているのは周知の事実です。私も特に昨年は多くの書籍をメルカリで買いました。 この個人間取引の対象が書籍で…

幾度目かの崩壊 ガラガラポンがやって来る

これまでのバブルを振り返ってみると、マーケットにおいて振り子が大きく片方に振れすぎた時、その大きな偏りが崩れ去る兆候として、またはその崩壊を暗示するかのような出来事が起こってきたように思われます。 私が社会人に成り立ての頃、母親から「NTT株…

コロナでも若者を止めるのは難しい

もうこれだけの事態になっても高校生や大学生が繁華街に溢れている。 既に春休みだし、感染しても死なないと信じているのだろう。 彼らを止めることはなかなか難しい。 今日電車に乗っていて急に思いだしたことがある。 高校1年生が終わろうとしている頃だっ…

ロックダウンと実家と二地域居住

これまでも将来食料危機が来るといったことは何度が耳にしたことがありましたが、さてこの日本において本当に来るのだろうかと思っておりました。 私の親などは戦後の食料不足の時代、世田谷から祖父の実家のある岩手県水沢まで親戚を訪ね食料を求めたが、田…

コロナショックを逆張りで生き残れ!

*以下の文章は昨日、日刊ゲンダイに寄稿したものです。 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/270720 この記事を読んで頂いている皆様が家路につく頃、南西の空に赤い星が輝いているはずです。それはオリオン座のベテルギウスという恒星です…

心底落ちついて珈琲を飲めるのは何時だろうか

新型コロナウィルスが日本の新聞(日経)で記事になってから今日で丁度約2ヶ月だ。 3月に入った頃、過去数ヶ月分の日経を読み直した。 当初、1月20日付け日経朝刊2面に小さく武漢での感染症が発生した記事が掲載された。 それから映画「アウト・ブレイク」…

コロナショックと3.11とバブル処理世代

ここ数日、3.11直後の事を何度も思い出しています。 人の歩いていない都心の風景。 リーマンショックの頃とも比べてみました。 不動産バブル崩壊の時とも比べみました。 アメリカ人の方は9.11と比べている方が多いようです。 私は、やはり3.11直後の頃と比べ…

攻めの季節

弊社のコンサルティングは普段は守りのコンサルティングが多いと言えるかもしれません。 顧問先等の保有物件のトラブルの解決、お客様の様々な不動産相談案件の解決策を提示していくことがメインです。 勿論新規の投資案件に関しての相談や提案もございます…

昭和天皇の相続税

先日、元官僚でかつて主税局で務められていた方と会食する機会がございました。 そこで税金ついての色々な話題が出ました。 やはり「税」に関しては、私自身も顧客の皆様からもよく質問を受けますので、身を乗り出して話を伺いました。 相続税に関して話が及…

非常に悩む、弁護士の先生の選び方

近年、取引先や友人等々から弁護士の先生のご紹介依頼を受けた時、どの先生をご紹介するか迷う時があります。 これが20年前でしたら何ら迷うことは無かったのだと思います。 以前、私自身が勤め人だった頃、まだ右を左もよく分からない時代、所属していた会…

翳りゆく東京 東京郊外の大都市「立川」

*下記コラムは、日刊ゲンダイ、2020年1月12日号に寄稿した文章に加筆したものです。 東京都立川市は人口18万人、東京都下約400万人を抱える三多摩地区の中心都市です。東京都心から約30キロ、東京駅からも特別快速なら40分の典型的なベッドタウンです。この…

今年は「守」の年。しかし、チャンスがあれば攻めます。

*以下、日刊ゲンダイの2020年1月5日号に寄稿した文章に加筆したものです。 昨年、令和元年の世相をあらわす漢字一文字は「令」が選ばれました。 今年の1年の投資やビジネスにおける戦略を仮に漢字一文字であらわすならば、それは「守」ではないかと思いま…

ある元事務次官との会話〜「日銀の出口戦略」

今年も終わろうとしています。皆様、今年も大変お世話になりました。 今年のある夏の日、総勢4名で元財務省事務次官A氏を囲む暑気払いが行われました。その時の会話を何かの参考になればと思い、今年最後のブログに掲載させて頂きます。 その会食の席で、私…

思考の外に置いて放置している空き家を見直せ

株価もリート指数も、その他公的な景気指数は絶好調とは言い難いものの悪くもないようですが、実際、私の周りから入ってくるリアルな事例や個人的な肌感覚としては、景気は既に大きな曲がり角を回ったと感じています。 東京のど真ん中におりますと、未だ皆が…

「めいいっぱいの家を買わないことのススメ」

2007年から2008年にかけて起こったリーマンショックは、元はと言えば米国において信用力が不足している人々に過大な住宅ローンを組ませてことが端を発しています。 その彼らの組んだ住宅ローンを債権化しミックスし、その証券化商品を世界中の機関投資家が高…

新しい時間

私の知り合いの会社経営者、Hさんは「ランチをする店は毎日変えていて、極力二度同じ店には行かないようにしている」とおっしゃっています。 非常に真面目かつ志の高い経営者です。 何故そんなルールを自分に課すのでしょうか? 彼が特別に食通、美食家だか…

遂に肉体の貯金が底をついた。

ここ数年、首が痛くなったり、踵が痛くなったり、長距離運転した後に身体全体の疲労がいつ迄経っても取れないことが多くなった。 私の周りでの「腰が痛い」、「首が回らない」と言った声があちらこちら聞こえてくる。 それでだけでなく、脊椎狭窄症やヘルニ…

赤坂界隈のお年寄り、ビットコインを語る

私がよく利用させて頂く赤坂のカフェ(モリバコーヒー)は、地元のシルバー世代の方々の溜まり場でもあります。 先日、私がそこでコーヒーを飲んでいると4名の女性達(おおよそ70歳から80歳)が店に入ってきました。 「ちょっとこれから、声が大きくて、う…

江戸時代から続く大資産家の驚くべき家訓

私は、これまで個人的興味から商家に伝わる家訓を意識的に集めてきました。 理由は、自らのビジネスや投資行為に直接的に役立つからです。 今回、弊社の取引先企業の顧問弁護士T先生から教えて頂いた、ある資産家の家に伝わる家訓をご紹介させて頂きます。 …