新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

コラム・エッセイ

一息付ける場所

東京では、街が目まぐるしく変わっていきます。 コロナ禍の影響で特のこの2年は加速度が付きました。 ああ、あの店に行っておけば良かったと後悔することが何度もありました。 本当に一息付ける付ける場所があることは幸せですし、 そもそもそういう場所と出…

食料危機に備えて農地を確保する

実は、インフレに伴う金利上昇以上に心配していることがございます。それは食糧危機の問題です。 スーパーであれだけ多くの食品が並んでいるのを見ますと、この日本において食糧危機が起こることなど想像できないと感じると思います。 (不安を煽るのをやめ…

体験することの重要性 分かっているようで分かっていないこと

最近講演等で今後の不動産市況予測などいろいろ話ししてると「あれおかしいな」と思う時が時々ございます。 それはどういうことかと言うと1990年前後の不動産バブル崩壊の話をしても、どうもよくわからないなぁといった顔をされている参加者が増えてきたよう…

台湾有事には東京も戦禍から逃れられない

私は、立川基地、大和基地、横田基地といった三つの基地の近くで育ちました。 初めて沖縄県沖縄市を訪れた時、それはかつての立川市とそっくりでした。 以下、週刊現代へ寄稿した元原稿(加筆有り)です。 「台湾有事」で東京も戦禍から逃れられない…「米軍…

FIREなるものに対する私見

最近経済誌が度々特集しているFIREなるものを少し考察していきたいと思います。 FIREとは、Financial Independence, Retire Early だそうです。 我々世代はもうearly とは言えないわけで、そもそも問題外ですが、年長者としていくつかコメントできたらと思い…

「馴染み」

コロナ感染がどうにかこうにか収束しようとしています。 もちろんまだまだ今後のことは分かりませんが、実に長かったですね。 私は当初、カミュの「ペスト」等の書籍を読み約10ヶ月後には収束に向かうと勝手に予想を立てていましたが、見事に外れました。 こ…

「人生ゲーム」と「一回休み」

私が子供の頃「人生ゲーム」なる双六が流行った時がありました。 人生ゲームとは言いながらも所詮双六ですので、サイコロを振り、出た目だけ紙製のボード上で自分の駒を進めるというものでした。 そして、早く「ゴール」に到着した者が勝ちとなる単純なもの…

エイベックス、電通の本社ビル売却は赤字補填の為だけではない

*下記コラムは先日、日刊ゲンダイへ寄稿したものです。 「エイベックス、電通の本社ビル売却は赤字補填の為だけではない」 〜時代が変わったことに気が付いた先端経営者の決断〜 今から十数年程前、私の事務所が建て替え前のエイベックスビル本社(東京港区…

コロナ感染終息予想〜水仙から蝋梅、梅、そして桜が咲く頃には

昨年の3月中旬に思い切った投資をしました。 その時の私の予想は、最悪で1年、早ければGWにはコロナ感染が終息し、夏には無事オリンピックも開催されるというものでした。 当時の甘い予想は見事に外れました。 (投資の方は最悪を想定して実行致しましたが)…

あの時からもう26年経ったのか。阪神淡路大震災の事

震災から5日後だったか東灘区へ。 急遽実家に帰った同僚へ会社の携帯電話を届けに行った。 固定電話が極端に繋がり難くなっていた。 前日は、京都駅前の法華ホテルに泊まった。 京都でも余震が続いていた。 梅田駅周辺は不思議な程、全てが平常通り動いてい…

上司との関係に悩んでいる貴方へ

どうも上司との折り合いが悪い 上司が自分のことを評価してくれない、自分は軽んじられている 上司の性格が嫌いだ 一時も一緒にいたくない こんな上司の下では働きたくない、いっそう会社を辞めたい 関係の悪さにも色々なレベルがあると思いますが、さて、ど…

不動産取引の成否は登場人物で決まる。

不動産取引は、ある種独特なものがあります。 売主がいて買主がいて、金額も合意しているはずなのに、 買おうと思ってもなかなか買えない 売ろうと思ってもなかなか売れない などということが時に起こります。 これは物件自体に問題や瑕疵がある場合もありま…

20代の貴方と貴女へお伝えしたい家とお金と投資のこと

今回は現在20代の貴女と貴方へ家とお金と投資に関して、幾つかお伝えしたいと存じます。 まず、「家」ですが、20代で買う必要もないですし、その購入資金の為に貯金をする必要もないと。よってその為の勉強など20代で敢えてする必要もないと。 仮に20代で家…

変則かつトリッキーなものに魅かれます。

少年時代、阪急ブレーブスの山田久志投手のアンダースローのフォームを日本シリーズで初めて見た時は痺れました。 巨人から阪神に移籍した小林投手のフォームもやはりアンダースローで魅力的でした。 私が少年時代に所属していたチームのピッチャーも変則の…

故なかにし礼さんの著作を読んで

今日もコロナ禍のことを忘れるぐらい快晴です。青空です。 以前、ある作家さんに会えるかもしれないと、その方が行き付けだと聞いた店へ、知り合いから紹介してもらい行ったことがありました。 銀座のクラブM子というお店です。 中に入っていくと、その正面…

ロシア大使館と東京アメリカンクラブ

新年、港区麻布界隈、具体的には麻布台、麻布永坂町を歩きました。 どちらも東京に残っている数少ないお屋敷町です。 さらに飯倉の方に向かうと急に警察の警備が厳しくなります。ロシア大使館がある故です。東京で24時間警察が周辺地域まで警備しているのは…

近江商人の「世間良し」とは何か?

彦根にはこれまで4回程行ったことがあります。殆どがセミナー講師としての仕事でしたので、毎回多少の時間の余裕がありました。 ある時、彦根の中心部から車で20分程のところにある近江商人博物館に参りました。 以前から興味がありましたのでじっくり拝見致…

不動産個人間売買の大きな落とし穴

昨年末に知人から聞いた個人間取引についての怖い話をお伝えしたいと思います。 昨今、ヤフオクやメルカリ等々のサイトによる個人間取引が増加しているのは周知の事実です。私も特に昨年は多くの書籍をメルカリで買いました。 この個人間取引の対象が書籍で…

幾度目かの崩壊 ガラガラポンがやって来る

これまでのバブルを振り返ってみると、マーケットにおいて振り子が大きく片方に振れすぎた時、その大きな偏りが崩れ去る兆候として、またはその崩壊を暗示するかのような出来事が起こってきたように思われます。 私が社会人に成り立ての頃、母親から「NTT株…

コロナでも若者を止めるのは難しい

もうこれだけの事態になっても高校生や大学生が繁華街に溢れている。 既に春休みだし、感染しても死なないと信じているのだろう。 彼らを止めることはなかなか難しい。 今日電車に乗っていて急に思いだしたことがある。 高校1年生が終わろうとしている頃だっ…

ロックダウンと実家と二地域居住

これまでも将来食料危機が来るといったことは何度が耳にしたことがありましたが、さてこの日本において本当に来るのだろうかと思っておりました。 私の親などは戦後の食料不足の時代、世田谷から祖父の実家のある岩手県水沢まで親戚を訪ね食料を求めたが、田…

コロナショックを逆張りで生き残れ!

*以下の文章は昨日、日刊ゲンダイに寄稿したものです。 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/270720 この記事を読んで頂いている皆様が家路につく頃、南西の空に赤い星が輝いているはずです。それはオリオン座のベテルギウスという恒星です…

心底落ちついて珈琲を飲めるのは何時だろうか

新型コロナウィルスが日本の新聞(日経)で記事になってから今日で丁度約2ヶ月だ。 3月に入った頃、過去数ヶ月分の日経を読み直した。 当初、1月20日付け日経朝刊2面に小さく武漢での感染症が発生した記事が掲載された。 それから映画「アウト・ブレイク」…

コロナショックと3.11とバブル処理世代

ここ数日、3.11直後の事を何度も思い出しています。 人の歩いていない都心の風景。 リーマンショックの頃とも比べてみました。 不動産バブル崩壊の時とも比べみました。 アメリカ人の方は9.11と比べている方が多いようです。 私は、やはり3.11直後の頃と比べ…

攻めの季節

弊社のコンサルティングは普段は守りのコンサルティングが多いと言えるかもしれません。 顧問先等の保有物件のトラブルの解決、お客様の様々な不動産相談案件の解決策を提示していくことがメインです。 勿論新規の投資案件に関しての相談や提案もございます…

昭和天皇の相続税

先日、元官僚でかつて主税局で務められていた方と会食する機会がございました。 そこで税金ついての色々な話題が出ました。 やはり「税」に関しては、私自身も顧客の皆様からもよく質問を受けますので、身を乗り出して話を伺いました。 相続税に関して話が及…

非常に悩む、弁護士の先生の選び方

近年、取引先や友人等々から弁護士の先生のご紹介依頼を受けた時、どの先生をご紹介するか迷う時があります。 これが20年前でしたら何ら迷うことは無かったのだと思います。 以前、私自身が勤め人だった頃、まだ右を左もよく分からない時代、所属していた会…

翳りゆく東京 東京郊外の大都市「立川」

*下記コラムは、日刊ゲンダイ、2020年1月12日号に寄稿した文章に加筆したものです。 東京都立川市は人口18万人、東京都下約400万人を抱える三多摩地区の中心都市です。東京都心から約30キロ、東京駅からも特別快速なら40分の典型的なベッドタウンです。この…

今年は「守」の年。しかし、チャンスがあれば攻めます。

*以下、日刊ゲンダイの2020年1月5日号に寄稿した文章に加筆したものです。 昨年、令和元年の世相をあらわす漢字一文字は「令」が選ばれました。 今年の1年の投資やビジネスにおける戦略を仮に漢字一文字であらわすならば、それは「守」ではないかと思いま…

ある元事務次官との会話〜「日銀の出口戦略」

今年も終わろうとしています。皆様、今年も大変お世話になりました。 今年のある夏の日、総勢4名で元財務省事務次官A氏を囲む暑気払いが行われました。その時の会話を何かの参考になればと思い、今年最後のブログに掲載させて頂きます。 その会食の席で、私…