証券会社の店長さんからの手紙 - Japan Far East Real Estate

先日、ある大手証券会社の支店長の方からメールを頂きました。

私の拙書「愚直でまっとうな不動産投資の本」を読んで頂き、更にご評価頂き、わざわざ感想をお伝え頂きました。
有り難いことです。

一般の方に拙本を評価頂くことも勿論嬉しいことではありますが、（「投資」という広義な意味で）同じ世界でリアルビジネスに携わっていらっしゃるプロの方にご評価頂くことは更に嬉しいのです。

その方がメールで触れていた点で

「マーケットの雰囲気の逆を行く」とのご指摘の点。大きな流れで最も大事なことと思います。
あと私の経験からは、「全部売り（私はこう呼んでいます）ができる勇気」かな、と思います。
証券は、売買が簡単です。間違っても反対の売買ができます。
何か嫌な感じ、おかしいと思ったときに「すべてを手仕舞う」勇気が大切だと感じます。

この点は、私も反省しなければならないことです。
私が証券投資優等生ではないのは、やはり経験不足と「この点」ではないかと思います。

一方不動産投資は、「失敗したな！」と思ったら「すぐに全部売る」ということが、ご存知の様に、経費的にも、物理的にも、時間的にも相当困難です。

よって、最初の一手を間違わないようにしなければなりません。

しかし、この最初の一手を誤ってしまう方が多いのも事実です。

とは言うものの「間違っているかどうか」の結果が分かるのに「時間が掛かる」といことも不動産投資の大きな特徴です。（いわゆる遅行性です。）

証券投資では、私には経験していない故に「見抜けなかったこと」、これまでの人生や不動産業界でリアルビジネスをやっていることによって「見抜けたこと」が両方ありました。

次回は失敗しないぞ！という気持ちと、やはりその道の先達の方々の経験は傾聴する必要があると、今は強く感じております。

証券投資と不動産投資、似ている部分とそうでない部分がある。それ故、弊社の存在価値がある訳ですが。
私は、今後も（勉強？の為も含め）両方を精進して参ります。

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次回は、4月6日金曜日　23時から
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快晴の午前中、スタバにて