色々な投資手法があってよいのだ、しかし・・・

以前から弊社の顧客であり、その方にとっての投資第１号物件をご紹介させて頂いた投資家の方と先般久々にお会いしました。

当初は拙本をお読み頂き、不動産投資の相談に来社された方です。
それ以降も「長谷川さんは、社会人になってからの3大恩人の一人」とまで言って頂いたこともありました。

その後、紆余曲折あり、数物件を買ったり（時には売ったり）した時期を経て、今現在は、「もう少しで今勤めている企業（大企業です）を辞めれるぐらいになりました」との報告を受けました。

「最初に買った物件以外は、長谷川さんの投資スタンスとは異なる物件を買いましたが、今は満室です」と。

私的には「あれれ？」といった部分もあるのですが（笑）、これで良いのです。

この方の様に、どんな投資手法でも上手くいけば、万事OKであるのが投資ではあります。

それぞれの方に合った投資手法で問題ないのです。

その時々の「予算」や「投資環境・状況」、又は「巡り会った物件」によって投資スタンス（手法）は変えていって良いのだと思います。

これが正しい「投資手法だ！」なんていうものは元来存在しないのですから。

ただ、私は、この方に一言だけお伝えしました。

「目標の月々のキャッシュフローを達成しても、拙速に会社を辞めては駄目ですよ。早まってはいけません」と。

「今現在満室だからと言って、会社を辞めるリスクは非常に大きいですよ。早まっては駄目です。今の給与収入だって○○さんの場合ばかにならないのですから。給与からも返済へまわして少しでも早く借金を減らしましょう」と。

借り入れがある程度の安全域に達するまでは、まだまだ不動産投資特有のリスクは消えません。
「金利上昇＋家賃低下＋空室率上昇」の局面にあ備える必要があります。

何より、勤め人を辞めて専業大家業さんになったとしも、そのこと自体が面白いかどうか、それも問題です。

私の周りには、けっこう退屈をもてあましている方も多いです（笑）
他人からみれば、「羨ましい」としか思えませんが、内情は色々あるようです。

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