本日は、取引先数社と行っている港区の再開発事業
の打合せを行いました。
帰りに赤坂駅周辺を通りましたがTBSの再開発は確実
に赤坂の町の流れを変えたようです。
TBSの再開発ビルには博報堂と博報堂DYグループが
丸々入居しています。
ちょうど夕刻でしたのでこのビルから多くの従業員
が出てきました。
このTBSの再開発によって少なくとも就労人口が増
えたようです。
夜の街も賑わいタクシーで道は渋滞していました。
元来赤坂の商業店舗はネームバリューや賃料に比べて
売上があまり上がりませんでした。
これは人の流れ、特に土日の人の数が極端に落ちる
ことに起因します。
このような状況の中で日本の店が減り、韓国系の
料理店が増え、いつの間にか赤坂の半分はコリアン
タウンとなりました。そのコリアンタウンもBSE問題
以降元気がありませんでした。
しかし、この赤坂サカスの開業および大手企業の
移転、更に今後は周辺の高層分譲マンションの完成
し更に新住民も増加していきます。
赤坂も青山、六本木並みの常に人で賑わう街に変貌
するかもしれません。
ある意味、不動産投資の観点から見ると、下落傾向に
ある価格と、再開発によって本来の価値が合致する
エリアになるかもしれません。
長谷川高(デジタル不動産コンサルタントLTD.)