お金の使い方というのは、歳を取るにしたがって難しい
な〜と思うようになりました。
仕事関係でのお金のやり取りは「契約」に伴って行い
ますし、取り引き先は、僭越ながら相当選んでお付き
合いしますから、これまでトラブルが起こったことは
ありません。
しかし、プライベートの範囲でのお金の使い方は、
なかなか難しいと・・・。
実際、我々日本人は、「お金の教育」というものをど
こでも受けていない訳ですから、なんとなく親や先輩
から言われてことを守っているというレベルではないで
しょうか。
後は、正に「他人のふり見て・・・」の実践というぐら
いでしょうか。
私は、実家に帰る度に、つい数年前まで、必ず母親に
「変なところからお金を借りていない?」
とよく聞かれました(笑)
まったくもって信用がないようでした。
私もある意味コンサルタントという「商人」であるならば、
それなりの覚悟と計画をもってお金について考える必要が
あるのです。
そんな時に、この「書」を見ました。
衣食住など必要なものに使うお金を除けば、
その他は、「死に金」と「生き金」があるのかもしれん
せんが・・・。
会社で言えば有効な先行投資は間違いなく「生き金」です
が、個人で新宿や麻布十番のはずれで無目的に飲む酒代は、
果たして「何金」なのでしょうか?