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「危険が人生に味を付ける」


先日、衛星放送で何気に見た映画が良かったです。映画の邦題はなんかイマイチですが、内容はけっこう泣けます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0019R3MBM/monocolle-22/ref=nosim
ニュージーランドの小さな町の元バイクのスピードレーサーの実話らしいです。
60歳を過ぎ、ある日自分が心臓の病だと診断される。自分の命が短いと知った彼は自ら改造したバイクで聖地、アメリカ・ユタ州のボンヌヴィル塩平原行き、そこで開催される大会で世界記録に挑戦することを決意。
有り金をもって、オンボロバイクとともにユタ州へ向かう。その時主人公が言った一言が、
「危険が人生に味を付ける。リスクを恐れてはいけない。」
と。40代以上の方はご覧になられることをお勧め致します。


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また、これは日経新聞で読んだ桂三枝さんのエッセイの中での言葉。
三枝さんの小学校卒業時に担任の先生がクラスの皆にこの言葉を贈ったそうです。
「宇宙の大きさに比べれば、人の人生は如何に短く儚いものか」



当時は、全く意味も分らなく何も感じなかったそうですが、大学を中退し落語家になるかどうか迷った時にこの言葉を思い出し、落語家を志すことにしたとのこと。


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思えば明日2月3日は、父親の命日です。
私が19歳、大学の期末試験の日でした。
朝は普段通り元気だった父親が夕刻に突然死した時思ったことは、
「やはり人間は本当に死ぬのだ。人生は何時急に終わるか分らない・・・・」
ということでした。


私は小学生の頃から望遠鏡で宇宙の遥か彼方の星雲・星団を見ながら桂三枝さんの先生と同じようなことはうっすらと感じていましたが、それが「確実なこと」なのだと思ったのは、父親が亡くなった時でした。


それからは、尚のことリスクをあまり顧みないで自分が行きたいと思う方向に舵を切ってきたように思います。それが相当色々な意味で無理なことであっても。


何故なら「何時か終わってしまうなら、リスクがあっても後々後悔だけはしたくない」と。
(時々「果たして親父の人生は満足の行く人生だったのか・・・・やりたいことをしっかりやったのか」と思うのです。)


それが理由からか、自分は自分のビジネスでも(投資の)ポートフォリオでも相当リスクを取ってしまっています(笑)。
ビジネスも一般の大企業にお勤めの方に比べれば、創業以来大きなリスクを抱えた状態だと思います。
辛いか甘いかは別として人生に相当「濃い味」が付いたことは間違いないようです(笑)。


***


PS.
私は、子供ころからゲームや掛け事に相当のめり込むタイプでした。

(そういった意味では今も「投資行為」全般に少しのめり込み過ぎる傾向があるようです。そこでその辺をコントロールするために「行動経済学」の存在は有難い限りです。)

勝つと相手の物を奪取できる「メンコ」や「ベーゴマ」には相当熱中し、ベーゴマは300個、メンコは1000枚まで集め?ました。
将棋や子供麻雀もよくやりました。

しかし、今は、これ以上リスクを背負えないのでギャンブルの類は一切やりません。


株式会社長谷川不動産経済社


はじめての不動産投資

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