Japan Far East Real Estate

Hasegawa Real Estate and Economy, Inc.

2019年、今年の資産防衛と投資戦略


皆様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。


今年、不動産市況は大きな変調の時期を迎えると思われます。
その理由は、幾つかございます。


マクロ的な観点から見ますと日米共に統計上の好景気が史上最長を迎えつつあります。
これがそろそろ景気循環的に下降を迎えるだろうといった観点です。
(この兆候は至るところで見受けられます。)
日本は民主党政権崩壊後、安倍政権発足時からこれまでよく続いたと思います。
この間、いわゆるアベノミクスの波に乗って資産を増加させた方も多いと存じます。



しかし、このアベノミクス、つまり日銀による前代未聞の超金融緩和とETF買い入れによる株価買い支えが限界に来ているのも事実です。
(それを見越した外国人投資家の去年の日本株「売り」は過去最大となりました)


元々アベノミクスとは超金融緩和=前代未聞の超低金利と株価上昇から始まり、その資産効果が不動産にも伝わり都心を中心に不動産価格は急激に上昇して参りました。
これが昨年からの株価下落によって、正に「逆回転」が始まっています。


次に、中国の経済(株式、不動産)のバブル崩壊です。
「中国のバブルが崩壊する」と言われてから既に約10年経ったように思います。(私も毎年危惧していました・・)
逆に言えば、ここまでよくコントロールし、持ち堪えました。
流石中国共産党です。(日本のバブル崩壊後に視察団が何度も来日してました。)
しかし、ここで思ってもみなかった「不確実性の権化」が現れました。
トランプ大統領です。
トランプ大統領が今、貿易戦争により、中国共産党による綱渡り的(いや先延ばし的)超ソフトランディング策を揺さぶっています。


中国にとってだけではなく、世界中の国々や投資家にとって、トランプ大統領こそが昨年も、そして今年も一番の「リスク」であり「不確実性の権化」だと言えます。
トランプ大統領の行動や発言は、世界中の著名な経済学者や投資家の誰もが全く予想できないのです。


そう言った環境下でも、いや環境下だからこそ、大きなチャンスがやって来る可能性が高いのです。
守備を固めるのは当たり前ですが、大きな激震、大調整が到来した時こそが攻撃のチャンスでもあるのです。
あの世界金融危機と言われた2008年が正にそういった年だったわけです。



我々は、まずは、これまでの自分の資産をよくよく見直し、(サンクコストをしっかり意識し)切るものは早めに切る。
残酷なことですが、これは資産だけでなく「業」も「人」も同じです。
そして、まずは自らの守りを固め生き残ることです。


野球で言えばかつての広岡監督時代に西武野球です。広島商業の野球です。
送りバントスクイズ・盗塁を多用し、固い守備で、守り勝つ野球です)
見ていて全く面白くない野球ですが、負けない野球です。
サッカーで言えば、カテナチオ(かんぬき)と呼ばれたイタリアの守備的戦術です。
守って守って勝つのです。


そして、その混迷と混乱と悲嘆の中で大きなチャンスが訪れると思います。
その時、正にその時が勝負です。
私もその時は大きくいきます。


兎に角、ご一緒に生き残りましょう。


私には、生き残り戦略として「ウルトラC」はありませんが、「A」や「B」はご提案できると思います。
また同時に、逆張り的に言えばこの大きなチャンスをどう活かすか?ここが次の飛躍の要諦です。


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