本日の日経新聞の記事です。
「オリックス、不動産投融資でアジアなど収益源に」
オリックスは海外で不動産投融資を本格的に始める。
アジア、中東、東欧などが対象で、不動産投資信託
(REIT)の運営や開発事業も手掛ける。国内は
大都市圏を中心に不動産投資が過熱し、国内に集中
しすぎるとリスクを伴うと判断。急成長する海外地
域を新たな収益源にする。
オリックスの国内での不動産投融資は残高で
2兆4000億円。金融機関では上位にある。1980年代後半
に米国で不動産投融資を手がけたが、その後のバブル
崩壊や金融危機で大幅に縮小。国内に特化してきた。
オリックスと言えば、日本の金融・不動産業界の中で、
最も早く、自らの不良債権も処理し、日本で初めて
外資系投資銀行の様に行動し、かつ他企業の不良債権
処理をビジネスにしてきた企業です。
金融と不動産の垣根を無くした最初の日本企業であり、
プロ中のプロ集団と言えると思います。
オリックスと言えでも毎年の成長をマーケットから期待
されている以上、これからも恒常的に、利益を上げていな
かくてはなりません。
本日の上記の記事の真意は、
現状の日本の不動産上昇局面の頂上?においては、今後
更に利益を出す投資を積極的にしていくのは、相当リスク
高いと判断した結果の新たな戦略であると思います。
日本は、やはり少子高齢化は避けられない事実であり、
今後更に景気が良くなったも、日本経済全体発展や国民
需要が他の途上国並に上昇することはもう無い訳です。
国内市場では、世界中で売れているトヨタの車も不振です。
今後の不動産投資は、最も得意ではあるが、リスクの高く
なってしまった国内に頼るのは、無理があるとと判断
されたのだと思います。
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我々、個人や一般消費者は、常に利益を出すことを求め
られている訳ではりませんので、無理にバッドを振らず、
得意はエリアで、適正な価値に価格が戻るのを待つ戦略で
よいのではにかと思います。
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