新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

ドバイ不動産の担保価値

ドバイ政府は、破綻懸念が広がる政府系の持ち株会社の債務の保証は行わないと明言したようです。

ドバイ金融局長「政府資産に手付けず」 信用不安問題で
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国政府のサレハ金融局長は7日、政府系持ち株会社ドバイワールドの信用不安問題に絡んで「政府資産には手を付けない」との考えを示した。ドバイ政府が保有資産の売却によって同社を支援することはないとし、政府関与を改めて否定した。
中東の衛星テレビ局アルジャズィーラ電子版のインタビューに答えた。金融局長はさらに「ドバイワールドは海外資産の一部を売却するかもしれない」と指摘した。
7日のドバイ市場は金融局長の発言がドバイワールドと銀行団の債務見直し交渉に悪影響を与えるとの思惑から、銀行株や不動産株を中心に信用不安が再び台頭。ドバイ株は5.84%と大幅に反落した。アブダビ株もドバイの動きに引きずられる形で1.73%下落した。
(12/7、ドバイ、日経)

貸す方からすれば、「政府系」だから貸したのに・・・という感情はあるでしょうが。
この辺がやはりカントリーリスクなのでしょうね。
「政府系と言えども政府が面倒を見るわけではない」ということは、先進国では通用しないことだと思いますが。

この記事で興味深い点は、「海外資産を一部売却するかもしれない」というコメントです。
ドバイで開発した資産の売却は行わないのでしょうか?
私はドバイは訪れたことがありませんが、兎に角下記の写真をご覧下さい。
弊社主催の第1回個人不動産投資家向けセミナーにて使用された写真の一部です。





*撮影:長谷部裕樹氏
これはSF小説のカバーデザインではありません(笑)。
凄い開発!です。
潮留の再開発のビルが接近し過ぎていると思っていた私は驚愕しました。
こういった不動産に担保価値があれば、本来大騒ぎする必要はない訳です。

しかしこれらのビル群に担保価値があるとは、どうしても思えないのです。
収益を生んでいる不動産にはどうしても見えません。
世界一?のホテル、バージュ・アル・アラブの外のビーチでは殆ど人を見かけないそうです。
なんせ夏場は気温50度以上、写真の美しいアラビア海の水温が30度以上だそうです!
欧州の銀行もこれらの不動産の担保価値を鑑みてまさか融資をしたのではないと思いたいですが、まさか・・・・。
どちらにしてもこれらの不動産の価値がないのであれば、上記記事の通り海外の資産を売却するしかないと。
いずれにしろこのビル、マンション、ホテル群が文字通り将来砂上の楼閣にならないことを祈りたいです。
投資家は、昨日ブログで書きました通り、「分からないものは投資しない」という大原則がありますが、金融機関も「わからないものにはお金を貸さない」ということはけっこう融資の要諦のように感じます。融資もある側面を見れば投資ですからね。
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