先日、誕生日を迎え父親が亡くなった時の歳になりました。
少し不思議な感じがしました。
母親に電話をしてそのことを伝えました。
すると母親も感慨深げでした。
これまで私に関わって下さった方々、弊社に関わって下さった皆様、色々ありがとうございました。
またご迷惑を色々お掛け致しました。
私の父親は今で言うオタク、造船会社のロケット部門のエンジニアでした。
無口な人でした。
食事や服装にも一切無頓着で毎日同じ服を着て、毎晩白米とお新香で晩酌をしていました。
私はお調子者で多弁でこれまでも余計なことで随分失敗してきました。
父親は孤高な一技術者として最後まで勤勉に働いておりました。
私は特に何ら才能がないのですが、周りの人に恵まれてここまでやってこれました。
しかし、似ているところもあるのです。実は私もあまり服や車に興味がなく、いわゆる物欲があまりありません。そこだけは似ているかもしれません。
父親にも、父の日に墓参りをして報告してこうようと思います。
「どうにかここまで来ました」と。
本当に、これまで私に関わってくれました皆様、どうにかここまでやってこれました。ありがとうございます。心から感謝しております。
このご恩は自分が生きている内にどうにかお返しできるようにと思っております。
