Japan Far East Real Estate

Hasegawa Real Estate and Economy, Inc.

大震災後の超高層マンションに必要とされるもの


東京でも未だ比較的大きな余震が続いています。
これまで、都心や湾岸の超高層マンションは、交通の利便性や眺望の素晴らしさ、エントランスホールや供用施設の豪華さ故に人気がありました。
少なくも3.11までは。
今回のような大震災を踏まえて、今後大型の超高層マンションには本質的に何が必要なのか、特に防災設備面で考えてみました。



1)自家発電装置の設置
高層マンションでは、電気が止まると特に高層階に住んでいる方には、住める状態ではなくなることが今回はっきりしたと思います。階段の上り降りと水が出なくなることによりトイレも使えなくなります。
(これは、阪神淡路の神戸ポートピアの高層マンションでも既に明らかであったのですが)
自家発電装置により、1機だけでもエレベーターを動かすことと、水のポンプアップを可能とする必要があります。



2)敷地内における貯水タンクの設置
超高層マンションは湾岸エリアに多く建っている現状からも、液状化現象が起き給排水のインフラが破壊されても、せめて1週間くらいは暮らせる分の水を溜めておく施設が必要かと思います。



3)簡易トイレの設置
震災時にある意味一番困ることはトイレの問題ではないでしょうか。
一戸建てであれば、水洗トイレが使えなくなっても、自宅の庭に穴を掘り、シートで囲めば簡易トイレは容易に作ることできます。
しかし、マンションではそうはいきません。



4)非常用食料・水等の備蓄
行政や自衛隊からの配給が始まるまでの(仮に)1週間程度の食料を備蓄しておく倉庫もあって良いのではないでしょうか。


超高層マンションは、大型マンションでもあります。よって敷地は十分とは言えないまでも広いのです。上記の防災設備を整えることは、当然コストアップにはなるでしょうが、物理的にできないことはないと思います。


私は、大規模高層マンションであれば上記4点を備えた防災設備を整えるべき時にきたのではと思います。
もちろん、最終的には購入者が判断することですが。




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