新東京邂逅記 by 長谷川高

厳しい時代を生き抜く為の資産防衛と不動産戦略

コロナでも若者を止めるのは難しい

もうこれだけの事態になっても高校生や大学生が繁華街に溢れている。

既に春休みだし、感染しても死なないと信じているのだろう。

彼らを止めることはなかなか難しい。

 

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今日電車に乗っていて急に思いだしたことがある。

 

高校1年生が終わろうとしている頃だったか、担任の30代国語の女教師が何かの折りに、クラス全員の前でこんなことを話し始めた。

 

「このクラスの女生徒に中に、下校時、他校の生徒と電車の中で抱き合っている姿が何度となく目撃されている者がいる・・・・」と。

 

その女生徒が誰かは多くの者が知っていた。私も中央線で何度かその二人を見かけたことがあった。

 

この担任の女教師は、東大の博士課程を卒業した才女だと他の国語教師が言っていたが、正直教え方はあまり上手くなかった。

兎に角生真面目な教師であった。

 

その真面目な教師が皆の前であからさまにそんな話しを始めたものだから、その当事者の女生徒はすぐに下を向き泣き出してしまった。

「泣いたら誰だか分かっちゃうじゃん」と思ったが・・。

まあこの女生徒も学内では至って真面目な才女だった。

 

しかし、こんな事をいちいち高校生にもなって注意されなければならないのかと無性に腹が立った私は、その女教師に

「先生、そんな事どうだっていいじゃないですか、いちいち」

と先生の話しを遮るように言った。

何故かそこで女教師の話しは終わった。顔は極めて不満そうだったが。

 

今思いだしても、右から見ても左から見ても真面目を絵に描いたような地味な女生徒だった。

そんな彼女が毎日中央線で他校の男性と抱き合って帰るんだから、それはある意味不思議な光景だった。そして、やはりそれが青春というものなのだろう。

 

そんな事件があった後も彼女は中央線の中で彼氏と見つめ合いそして強く抱き合っていた。

やはりコロナウィルスぐらいでは若者は止めらないし止まらない。

 

卒業してから判明した事だが、私の母は、私の知らないところで3年間で3回この担任に呼び出され厳重注意を受けていたそうだ。

その1回がこの直後だったらしい。

「そんな事でいちいち親を呼び出すか??」

実に平和な高校だった。

 

長谷川不動産経済社

 

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