Japan Far East Real Estate

Hasegawa Real Estate and Economy, Inc.

2013-01-01から1年間の記事一覧

熱風と烈風便り

毎日の猛暑皆様いかがお過ごしですか? 本来であれば軽井沢から「お便りを」をなんて言いたいところですが、あまりの暑さから避難し、今青山のカフェにてこれを書いております。 さてさて、最近の気になることを・・・。 最近何かと話題のシェアハウスについ…

只今実務激闘&執筆中です。

随分陽気が夏らしくなってきました。最近更新が少なく申し訳ございません。 実は、新刊書を執筆中で、PCに向かう時間はそちらに費やしています。 一冊は夏に、もう一冊は秋には出ると思います。 移動時間等にツイッターで近況等をつぶやいておりますのでよろ…

「家を買いたくなったら」(新版)第6刷決定!

新版第6刷り決定! 旧版の合わせて合計25刷りとなりました。 読者の皆さん、書店の皆さん、WAVE出版の皆さん ありがとうございます。歴代の不動産、家系の本で一番売れている本になったそうです。 感謝です。 家を買いたくなったら作者: 長谷川高出版社/メー…

中国不動産バブルに対する処方箋

中国のメディア企業が、本業が頭打ちの為、盛んに新規事業や不動産投資をしていると(先日の日経)。 こういった中国の不動産関連の記事を読むと20年前の日本のバブルを思い出す。当時ある案件で登記簿謄本をあげてみたら関西の新聞社の名前が出てきて驚いた…

タワーマンション購入の死角とそのリスク

先日、首都高羽田線を横浜方面から東京へ戻る時、品川の手前当たりから多くのタワーマンションが視界に入ってきました。 その光景たるや見事なもので高層マンションが林立しているわけです。 この10年、15年で東京において、この湾岸エリアの光景が最も…

新興国不動産投資のリスクと注意点

昨今、「マレーシアの不動産投資についてどう思うか?」といった質問を筆頭に「タイ」、「ミャンマー」、「ラオス」、「カンボジア」、「ベトナム」、「香港」、「シンガポール」等々のアジア新興国への不動産投資についてマスコミの方、友人、取引先よりよ…

人知を尽くした後の直感

最近、結局は「感」なのかと感じる時が多々あります。 ここは進むべきか、撤退すべきか お取り引きを始めるべきか、辞めるべきか 投資行為であれば、買うべきかやめるべきか 最近では、多くの方がアベノミクスで急上昇した株式やリート、はたまた実物不動産…

資産を守る投資戦略

昨今、収益物件の売買が非常に盛んです。 プロのデベロッパーや投資ファンドから個人投資家まで、「なかなか良い物件が買えない」という声を至る所で聞きます。 「10億円で買付を入れたら、翌日にはそれにかぶせるように11億円で買付を入れられたので、11億5…

アベノミクスでステップを踏み始めた不動産マーケット

最近、週刊誌等で「アベノミクスで不動産価格上昇」といった記事が更に多くなってきました。 もっと過激なものは「乗り遅れるな!」的なものです。 弊社にも「本当のところはどうなのか?」といった問い合わせが増えているのですが、今日現在の状況は 「不動…

 神戸、西宮、芦屋〜関西の高級住宅街探訪

以前、私の幼なじみが西宮の女性と結婚し、新婚当初は東京にいたのですが、その後西宮に移り住んでしまいました。私は寂しさもあり「東京に早く帰ってこいよ〜」と言えでも彼は「もう東京に帰るつもりは無い」というのです。その理由の中には個人的な事情も…

スカイツリーの地価押し上げ効果は如何に!?

まずは、押上と押し上げをかけてみました。 スカイツリーができる前から、浅草周辺の資産家の方や下町にビルをもっている方から「スカイツリーが出来たら土地が上がるかい?」という質問をよく受けました。その時の私の答えは「よく分かりませんが、上がらな…

アべノミクス・株価上昇時の不動産投資戦略

20年前のバブルの時は、不動産も株式もほぼ同時に数年に渡り上昇し、そして、ほぼ同時に(又は株式の方が若干遅れて)急激に下落していったと記憶している。 よって不動産で大損した個人(法人)の多くが株式投資でも大きな損を出していた。 都心の値上がり…

リクルートがかつて全国の不動産へ投資した理由

先日、リクルートの創業者、江副浩正氏が亡くなられた。 稀代のベンチャー起業家であった思う。 私は今回初めて知ったが世間では「東大が生んだ戦後最大の起業家」と言われていたようだ。 この江副さん(リクルート関係の人は部長も社長も皆「さん付け」で呼…

これからバブル相場になると起きそうなこと

今日、日経平均が1日で400円以上上昇し、1万1,500円直前まで来ました。日銀総裁の辞める時期が早まり、円安も進み・・・さて今後どこまでいくのでしょうか。少し早過ぎる話しですが、期待も込めて(笑)「これからバブル相場になると起こりそうなこと」を考…

土地勘の無い所で不動産を買う(投資する)にはどうしたら良いか

まず「土地勘がある」とはどういうことだろうか? 私なりの定義をすると、 仮にあるエリアに10件の物件があって、その其々が同じ広さ、向き、形、道路付け、価格だとして(そんなことは現実には起こり得ないが)その10物件を立地の善し悪しで1番から10番まで…

元ベンチャーの雄、板倉雄一郎氏の「社長復活」ではなく「社長復讐」

今からちょうど1年前、私はペニンシュラホテルのお料理屋さんで、旧A銀行の元会長Bさんと食事をしていました。 かつてBさん主催の金融経済に関する勉強会に長らく参加させて頂いたこともあり、私にとってBさんは所謂「先生」なのです。 その日は慰労のつも…

今後数年以内に不動産・株式の底値買いは可能か?

不動産バブルの時もリーマンショック前の不動産ミニバブルの時も、何故かプロが高値で不動産を買って痛手を負いました。 何故なのか、それは買わずにおれない事情があったというのが一番の理由です。 いかなる状況においても増収増益を死守しようとしたので…

拙書重版が決まりました。

第5刷り決定! 「家を買いたくなったら」(WAVE出版) (旧版19刷り)合計第24刷りとなりました。 読者の皆様へ感謝です! ありがとうございます。家を買いたくなったら作者: 長谷川高出版社/メーカー: WAVE出版発売日: 2006/10/16メディア: 単行本(ソフト…

相場のサイクルの天井を知る方法

株式でも不動産でもできれば底値で買って、高値で売れればベストです。 しかし、プロにとっても一番の底値で買って、一番の高値で売却することは不可能です。 今日は、その不可能を承知の上で、私なりのサイクルの天井=高値付近(あくまでも付近です)のジ…

リスク資産をもたないことがリスクとなる時代へ突入

ご存知の様に昨年12月から日本株が急上昇しています。この結果、日本株を保有している方にとっては早くも資産効果が現れてきています。 例えば株式投資をしている方の割合が多い資産家の方々の不動産売買が去年から活発化してきています。 株取引で儲かった…

欲を制する者が投資行為を制する

何故、人は投資行為を行うのだろうか? 「自分だけでなく自分が稼いだお金にも働いてもらう為」 とか 「投資を行うことにより経済の知識を得られるから」 とか・・・。 福次的な理由は沢山あるでしょうが、やはり一番は 「儲けたいから」 ということでしょう…

不動産は本当にインフレヘッジになるのか?

今後、仮にインフレ、その中でも悪性インフレ、又はハイパーインフレになった場合、不動産を保有している方が現金を保有している場合に比べ、価値の目減りをヘッジしうるのか検証してみたいと思います。 まずは、仮に10倍のハイパーインフレになった場合を想…

久々の自社主催不動産投資セミナーのご案内

長谷川不動産経済社主催 個人不動産投資家向けセミナーのご案内 『愚直でまっとうな不動産投資術セミナー』 自社セミナーだから話せる〜不動産投資の実情とその打開策〜 自社セミナーを開催いたします。初級者の方から上級者まで、お気軽にご参加下さい。 【…

元女子アナだけでない、「好事魔多し」は投資もビジネスもスポーツも皆同じ

「全てのものはサイクルを描く」これは私が40歳を過ぎてからよく使っている言葉です。又は信条とも言えます。 子供の頃から「凄く良いことがあったら必ず次はよくないことが起きる。何故なのだろう?」と何時も思っていました。 (他人も自分と同じ感覚をも…