Japan Far East Real Estate

Hasegawa Real Estate and Economy, Inc.

2008-01-01から1年間の記事一覧

米国金融株

この時期は、私も小株主として、国内企業からの配当 が支給されますので嬉しい季節です。 約16の上場企業に投資しています。 数年前より徐々に配当政策が向上してきましたので 株主としては嬉しい限りです。 (と言っても、全銘柄の平均の配当利回り約1%で…

京浜東北線にて

先日、京浜東北線で浦和方面に不動産調査に行った帰りに 隣に二十歳前後の若者が座りました。 そこで彼の携帯電話に連絡が入ったようで、小声で話を 始めました。 周りの人に気を使いながらの小声での会話でした。 電話の中は空いていて、特に彼が電話をして…

リートの配当利回りと長期金利

今年の3月の暴落から一度回復基調になったリート指数が 再び下がってきております。 この下落により42銘柄の平均配当利回りも約5%となって おります。 本日の日経新聞の記事では、 「長期金利との開きが出てきたこと、及びこの現状は将来 の更なる不動産の下…

不動産と音楽

最近ある方が、このブログを見て、 「相当音楽が好きなのですか?」 と。 不動産のことは全く聞かれず、 つい核心を突くようなことを聞かれ 焦ってしまいました。 そうなのです。どちらが好きかと言えば、 好きなのは音楽です(笑)。 私は、建築学科を出た…

逆張り投資

米国株も日本株もなかなか底がまだ見えませんね。 不動産市況も同様です。 米国株、特に金融株が今後も過度に下がるようであれば、 購入しても良いかなと思っています。 米国経済も金融大手もやはり「腐っても鯛」、 鯛どころか、世界一の経済大国は、簡単に…

オリックス国内不動産に3,000億円投資の真意

昨日、6月29日の日経朝刊一面にオリックスが この2008年度だけで日本国内の不動産に約3,000億円の 投資をする旨の記事が掲載されました。 全額自己資金で賄い、原則長期保有し、賃料収益やマネージメント フィーを得るのを目的とするとい内容でした。 但し1…

驚愕の夜

先日、某コスモスイニシアのシニア事業部の方々と昨今の シニア世代の動向を実地調査に行きました。 メンバーは、同部の藤岡氏と上野氏、そして 伊藤忠都市開発ブランド・価値推進室の大矢氏 伊藤忠商事の芳村氏、そしてノエルの越氏 更に私の旧友の高木氏と…

初めての出来事

「初めての出来事」と言えば、桜田淳子を思い浮かべるのは、もう40歳以上 ですね(苦笑)。 ところで、先日、マンション分譲大手の大京が在庫を一斉に最大10%値下げ すること日経新聞が報じていた。 これまでマンションの値引きは、定価で買ったお客様の手前…

不動産マーケットもサイクルを描く

最近、お客様の購入予定の不動産(戸建て、マンション等々)や 投資物件(アパート、マンション一棟)を調査していて感じることは 「明らかに価格が落ちてきたな〜」ということです。 去年までが異常な高値だったと言えばそれまでですが、 こうも見事に低廉…

淡いピンク色のスーツ

以前といっても、中学生の時のことですが、 私は、ピンクのスーツを探し歩いたことがあります。 部屋に張ってあったビートルズのポスターの中で ポールマッカートニーが素敵な淡いピンク色のスーツを 着ていたのです。 それを自分もほしくて、地元の忠実屋(…

因果応報

以前、サラリーマン時代に、港区でお寺の移転事業に 担当者として関わりました。 お寺の移転事業ですから、100基を超えるお墓も同時に 移転して頂かなければなりません。 当然ながら、移転した跡地にはビルを建てる計画で した。 もちろん、お寺さんとしては…

原弘産VS日本ハウズィング

弊社で調査する中古マンションでは、よく日本ハウズィング管理の 物件が出てきます。 我々がこの管理会社が管理する築20、30年と中古物件を調査して 常に感じることは、日常管理はしっかりやっている、しかし 「長期修繕計画」が殆んど組まれていないという…

長期金利が上昇してきました。

マーケットでは、日本経済も既にインフレに 向かうと確信を得たのか、長期金利がここにきて 急上昇してきました。 今週は、おおよそ1.7%〜1.8%で攻防しているようです。 1.7%を超えて更に2.0%まで行くのか、 それとも戻すのか、 これだけは、正に「神のみぞ…

赤坂は変わるのか?

本日は、取引先数社と行っている港区の再開発事業 の打合せを行いました。 帰りに赤坂駅周辺を通りましたがTBSの再開発は確実 に赤坂の町の流れを変えたようです。 TBSの再開発ビルには博報堂と博報堂DYグループが 丸々入居しています。 ちょうど夕刻でした…

コムスンの施工監理能力

以前、コムスンが老人ホーム用地を高値で買ってたのは、 まだ記憶に新しいです。 「あんな高値で買って採算が合うのか?」 しかし、先日以下の様な記事が出ました。 (以下読売新聞より) 介護事業を手がけていたグッドウィル・グループ(GWG、東京)が東…

ステークホルダーを幸せにしない会社

ここ数日、新聞にマクドナルドの一面広告をよく見ます。 「こんな良いことをやっています。」 「こんなに人を大切にしています。」 「こんなに素晴らしい会社です。」 果たして本当でしょうか? 私は、マクドナルドという会社は、関わる人間を本当に 幸せに…

自社の持ち株を売る経営者

最近、上場企業のオーナー社長が自分の持ち株を売る という記事や話を表裏両方で時々耳にします。 これだけ株価か低迷してる時に自ら創業した会社の株を 売ると言うことは一体どういうことなのでしょうか? これだけ安いときに大量の株を売れば、他社から買…

大型新人

大型新人と言っても弊社ではありません(笑)。 コスモスイニシアさんに新卒で入社された 開発事業部の中村昌弘さんと本日お会い しました。 同事業部の松浦真人さんと岩佐主悦さん も一緒でした。 1時間半で、ざっくり 不動産の仕入れの手法 効率的な情報の…

青山のまともな店「青山長寿庵」

青山という街は、基本的に好きなのですが 適正な料金の美味い飯屋が少ない街です。 若いカップルが見詰め合ってデートするような店は 掃いて捨てる程ありますが、大体そういった店は 不味くて高い。 しかし、今回ご紹介する店は、相当まともなお店 です。 「…

実に面白かった「米の不動産王」の記事

先日の日経ヴェリタスに米国の不動産王サミュエル・ゼル氏の インタビュー記事が掲載されていました。 実に興味深い記事でした。 同氏(67歳)は、大学時代から不動産投資を始め、6000億円 個人資産を築き、2007年初めに(サブプライムショックの前に) 自ら…

決算発表!大手不動産会社と中小のギャップの大きさ

今週から、いよいよ2008年3月期の決算発表の山場を 迎えています。 三井不動産、三菱地所、住友不動産等の「総合」大手 不動産会社の決算は、思いのほか良かったですね。 彼らは、優良な賃貸ビル多く所有し、潤沢な賃料収入が 入っています。更に都心の好立…

超高層マンションの死角

私は、個人的に超高層マンションの上層階が あまり好きではありません。 第一の理由は高所恐怖症という情け無い理由 からですが、他にも幾つか理由があります。 朝の通勤時にエレベーターを待つ時間がけっこ ストレスになるそうです。 エレベーターの数に対…

地方都市の不動産投資について

昨日の日経新聞の記事で「前橋駅」周辺のオフィスの 空室率が約30%を超えて、非常に厳しい状況であると 伝えていました。 これは、企業の支店の統廃合や新幹線の通る「高崎駅」 周辺に事務所が移転する傾向がある点にも触れていまし た。「前橋」と「高崎」…

講談社キング「人生のダンドリ力」

今週の雑誌「キング」(講談社)の 「人生のダンドリ力」に 第3回マイホーム購入の段取り ということで、取材記事が掲載されています。 この号と次号の連続して掲載されますので ご興味のある方は、読んでみて下さい。 「キング」と言えば私の世代では、漫画…

証券市場も一服か?

早いもので、もうすぐGWですね。 皆様は、もう旅行の計画を立てられましたか? 私もできれば、海外、特にドバイや上海の現状を視察してみたいと 思いますが、それは無理そうなので、 日本の地方をもう一度見てみたいと思います。東京にいると、やはり地方…

ミドルリスク・ミドルリターン

サブプライムローン問題による米国の金融危機 は、「最悪の時期は越えた」という発言が 米国銀行経営者から出てくるようになりました。 言葉通り大手の金融機関の破綻が今後も続くことは 避けられそうですが、 「金融の収縮」、「貸し渋り」 が米国では既に…

マンション販売14年ぶり低水準

昨日の日経新聞によると 不動産経済研究所の発表によると2007年度の首都圏のマンション新規発売戸数は、前年度比17.8%減の5万8156戸と大きく落ち込んだ。近畿圏も7.6%減の2万8592戸となり、いずれも14年ぶりの低水準となった。建築費や用地取得費の上昇…

バルクからチェリー・ピックへ

最近弊社へ持ち込まれる案件に明らかに変化が 出てきました。 「転売益を得るための物件の売却」から「処理?」 へと移行していると感じます。 つまり、以前は、数物件から、数十物件をバルクで (いっぱ一絡げで)売却するという形に不動産会社 も固執して…

「不動産投資と金融・ファンナンス」と改題

思うところがありまして本日からこのブログの表題を変え ました。 私は、青山という土地が好きです。 一言で言えば「気」が良い街です。 不動産の専門家的な説明としては、 「職」と「遊」と「住」が近接した街であり かつ「環境の良さ」+「自然」の残る街で…

湯川れい子かっ?

マガジンハウスの「クロワッサン」最新号にて、 「最近、心震える音楽を聴きましたか?」 なるコーナーでCDを4枚紹介させて頂き 短いエッセイも書かせて頂きました。 「お前は、湯川れい子か?」という声が 聞こえてきそうですが(笑)。 非常に楽しいお…